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がんばれ日本人メジャーリーガー 日本国はあなたたちを応援している

がんばれ日本人メジャーリーガー 日本国はあなたたちを応援している

 今日は、土曜日なので、基本的に完全に軽い話題にしようと思っているのである。なんとなく軽い話題を行いたいと思っているのであるが、今日は「話題の分野」は「野球」ということで軽いのであるが、内容はいかがなものであろうか。
 先日オリンピックでサッカーが男性チーム・女性チームともに1勝をあげた。もちろん、女性チームはワールドカップで優勝したくらいであるから、その実力は世界のトップクラスである。しかし、相手チームも日本のことを研究してきてからの話しであり、ワールドカップのときよりもはるかにつらい戦いであったと思う。しかし、その中でしっかりと勝利をつかんだのである。「当たり前に勝てる」と思われる戦いで「勝つ」のは、「勝つことよりも負けた場合を考えてしまう。勝てる相手に負ければミス以外にはない。その内容から当たり前の話をしっかりとしなければならない。相手の行ういかなる事情変化にも対応しなければならない。その内容をしっかりと行ったので勝てる。それでも「ミスがあった」というコメントをなでしこジャパンの人々は出しているのである。その心の強さは、今の日本の政治家などよりもはるかにすばらしい。
 一方、男性のオリンピック代表は、世界ランキングがはるかに上のスペインに対して1勝したのである。これは、完全に『衝撃』であった。驚きとしか言いようがない。まさかスペインに勝てるなどとは思っていない中での1勝は「スポーツの面白さ」を教えてくれた。まさに勝負はして見なければわからない。
 スポーツは、まさに人生の中でさまざまなことを教えてくれる。オリンピックで日本が沸いている中、オリンピックから種目がはずされてしまった野球でアメリカで非常に大きな事件が起きた。シアトルマリナーズで11年プレイしてきたイチローの電撃移籍、そして松井秀樹の戦力外通告である。

松井に戦力外通告 勝負強さ発揮できず

 レイズは25日(日本時間26日未明)、打撃不振の松井秀喜外野手(38)に戦力外通告をしたことを発表した。シーズン途中加入の松井は出場34試合で打率1割4分7厘、2本塁打、7打点と不振だった。ここ最近は18打席連続無安打で、うち11度が得点圏に走者を置いた場面。好機でことごとく凡退し、持ち前の勝負強さを発揮できなかった。

日刊スポーツ 7月26日(木)2時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120726-00000011-nksports-base

イチロー、ヤンキースに電撃移籍!すぐにマリナーズ戦先発出場

 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(38)が23日(日本時間24日)、ヤンキースへ電撃移籍した。若手2投手+金銭の交換トレードで、米紙によると、ヤンキースの年俸負担は200万ドル(約1億5700万円)程度とされる。同日、シアトルでのヤンキース戦前に退団会見で「決断は難しいものだった」と心境を語り、同時に入団会見も行った。そのままシアトルでの古巣戦に真新しい背番号「31」のユニホームに身を包み、「8番・右翼」で先発出場し、1打席目に中前打を放つとすかさず二盗を決めた。
 イチローが旧本拠地となったセーフコ・フィールドの三塁側ビジター・ダッグアウトから姿を現すと、球場内からスタンディングオベーションが巻き起こった。スタンドには「さよならイチロー」「THANKS ICHIRO」のプレート。
 イチローはヘルメットを掲げると、大きく2度頭を下げて声援に応えて打席へ。3回1死走者なし。ヤンキースのグレーのビジター用ユニホームに身を包んでの初打席は、イチローらしい確実な打撃だった。2球目を中前へ痛烈にはじき返すと、中堅スタンドのイチローの安打数を示す「ICHI メーター」は「105」から「106」へと変わった。
 守備でも軽快だった。1回2死一、三塁から5番シーガーの右直を捕球すると軽快なダッシュでいつもと反対側のダッグアウトに戻り、新しいチームメートとハイタッチ。スター軍団の中に笑顔で溶け込んだ。
 マリナーズ移籍を決めた2000年オフ以来、最大の決断。敵地となったセーフコ・フィールドの景色は何もかもが変わっていた。通い慣れた右翼守備位置への道のりは、三塁側ダッグアウトからはやけに遠い。自分を慕って入団してきた川崎宗則内野手は、相手ベンチから自分を見つめている。
 ヤンキース先発の黒田博樹投手は味方となった。時価数千万といわれるイチロー専用のトレーニングマシンは、相手ダッグアウトの裏に置き去りにされたままだ。
 イチローが新天地で身につけたのは背番号31だった。マリナーズで慣れ親しんできた背番号51は辞退した。大リーグを志すきっかけとなったヤンキースの名外野手、バーニー・ウィリアムス氏の背番号。イチローはすでにウィリアムズ氏を超える成績を残しているが、これをヤンキースで受け継ぐのは気が引けたからだ。
 「51番はボクにとって特別な番号だが、現段階ではとてもボクの方からお断りさせてもらうというか、とてもつけることはできない。新しい番号を自分のものにしたいという気持ちです」
 大リーグのスーパースターとなりながら、勝ち星に恵まれないマリナーズに所属していたイチローには、これまで何度かヤンキースへの移籍話が持ち上がったことがある。
 最初にイチローにラブコールを送ったのは、ヤンキース前監督のジョー・トーレ氏。在任中、「イチローのような外野手はヤンキースでプレーしてほしい」などとことあるごとに発言。その後もイチローの移籍話が浮上するたびにその相手として名前が挙がるのはヤンキースだった。マリナーズだけではなく大リーグの中でも大きな存在感を示すようになったイチローを獲得できるのは実力、資金力、ステータスを兼ね備えたヤンキースしかなかったからだ。
 それだけに、今回のイチローの移籍の決断は遅すぎたとの見方もある。全盛期に請われて移籍するのと、今回の移籍とでは大きく事情が違っており、旬を逸しての移籍となっているからだ。
 ヤンキースが今回、イチロー獲得に動いたのは、正左翼手のガードナー外野手が故障で今季絶望とみられているからだ。基本的には左翼手の穴埋めとして起用される予定で、生え抜きスターで固められているヤンキースの中では、外様のベテラン選手の存在感は微妙。この日の8番・右翼での先発も、イチローのチーム内での立場を如実に表している。
 イチローの大リーグ第二幕は決して順風満帆ではない。「一番負けているチームから勝っているチームへいくわけだから」。イチローの新しい挑戦が始まった。

夕刊フジ 7月24日(火)16時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120724-00000023-ykf-spo

 ある意味でオリンピックの選手は「今が旬」の選手たちのトップの争いである。この戦いにおいて「政治」「国情」を交えて解説する馬鹿な人がいるが、スポーツはスポーツである。もちろん、国家の維新と誇りをかけて出場している。日本の小学校の運動会などで「エールの交換」というのがあり、相手チームを讃える習慣がある(日本だけでもないのかもしれない)。相手があり日本チームがある。日本チームが勝つのは相手チームがいるからである。よい試合ができるのは両チームがその力を出し切るからであろう。その意味で、政治的な話しをスポーツの場に持ち込んで相手の国家を貶めるようなパフォーマンスをする国民がいるが、はっきり言って、その国が世界から非難されるのである。
 では、二人の38歳のメジャーリーガーは、「引き際」の美学なのかもしれない。もちろんこのように書くと「まだ引退するわけではない」という苦情が来る。しかし、年齢手金「引き際」であることは間違いがない。もちろん、「際」という単語を使っているのであるから、そこからまた復活することもある。しかし、その引き際での美しさがやはり日本人の美学の一つなのではないか。
 イチローは「若い世代に」ということを言ってチームを去った。ヤンキースという新天地に38歳で行くのは、かなりさまざまな苦労があるであろう。しかし、そのような場所に身をおくことによって更なる高みを目指す姿に、現在逆境にある日本人の多くは共感し、そして自らに置き換えて惜しみない応援を送るであろう。
 一方、松井は戦力外通告ということである。しかし、まだ引退をするわけでもない。他のチームでプレイを続けることも、日本に戻ってくることも可能だ。松井選手は星稜高校の4番で5打席連続系絵院をされたほどの強打者。それで高校野球で敗戦を喫したときも、しっかりとしたコメントを出し、相手チームを非難しなかったコメントに、日本中の人々が好感を持った。その後の巨人軍での活躍、そしてヤンキースへの移籍以降のメジャーリーグでの活躍は、印象に深い。イチローのような数字で残るものよりも、記憶に残るプレイヤーであり、私は、まだまだ数字以上の活躍をすると考えている。
 どの世界でも「引き際」はさまざまある。そして「引く」時には心と体、そして自分の考えと周囲の評価という二つの認識が異なる。そして一流の選手は、そのときに自分を客観的に見ており、そして、正しい評価を示す。
 今の日本の政治家にそのような選択ができるのか。スポーツの世界と政治の世界を単純に合わせることはできないし、スポーツに政治を重ねることはできないが、人間として、その高度な判断、そして自分客観的な評価を行えるのか。そのことが人間としての価値ではないか。現在の政治家よりも、スポーツの選手のほうが、若く、そして人間としてできているのではないか。そのように思ってしまう。

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コメント

>日本国はあなたたちを応援している

嘘。偽善ですよ。

極左反日政府を支持する日本国民の日本国が何故
スポーツ選手を応援するの?
そして国は応援などしない。国家だ。国民だ。
柔道平岡も家族にメダルを等とコメントしてたが
日の丸を背負って無い。国史観なし。

平和の祭典と思ってる証だ。

イチローには日米の国史観と外交が見える。
立派な日本の男だ。敬礼だ。
だから、愛国心のイチローには愛国心のアメリカが敬意を表した。
ただのスポーツやゲームに対し、国家は応援などしないし、そもそも「オリンピックチャンピオン」に対して、敬意すら無い日本国民の日本国が応援するなんて、戦後の偽善そのもの。

投稿: allco | 2012年7月29日 (日) 15時47分

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