« アメリカの雑誌が日本の海上自衛隊員の能力の高さを絶賛することについて | トップページ | 宇田川敬介東アジア放蕩覚書(68) マイカルによる中国からの撤退 »

意外性がヒットの元 今日本に必要なものそして選挙のコツはガリガリ君で学べ

意外性がヒットの元 今日本に必要なものそして選挙のコツはガリガリ君で学べ

 土曜日である。
 本来は政治のネタが非常に多く、国会の最終日でもあり、また民主党代表選挙、自民党総裁選挙と、将来の日本の総理を決める選挙が二つも月末にはある。選挙に向けた活動がさまざま存在し、そのウラでは、既存政党から逃げ出す政治家の討論会が明日行われるという。そのような討論会の出席者に、その出席者が大阪維新の会から「お前要らない」といわれた後の身の振り方など、政治の世界は「政局」という意味ではなかなか興味深い状態になっているのである。
 もちろんこれらをしっかりと解説するつもりであるが、残念ながら、今日一日でそれもできないし、またこの残暑の厳しいときにそのような話題をあわててブログにしないでも、結果が出てからゆっくりと減少を解説すればよいのではないか。
 「近未来の予想」は、大概熱くなる。しかし、競馬やカジノではないので、別に誰かが成るということを当てる必要はなく、誰が民主党の代表になり、誰が自民党の総裁になったという結果とそれまでのプロセスを見れば、大体先が予想できる。確定情報をもとに、その確定情報を生み出した背景を解析し、近未来を予想するのが本来の「近未来予想報道」であり、誰が選挙に勝つかを予想するよりも重要である。
 と、熱くなったときに食べるのがアイスクリームである。そのアイスクリームが思わぬヒットで販売休止に追い込まれたという。あまりに面白いので、ここに書いた政治の「熱い」ネタを差し置いて、今日のブログはその販売休止になった「ガリガリ君コーンポタージュ味」という商品について、思うところを見て見たい。

ガリガリ君「コンポタ味」に話題騒然 「溶かして」食べるなどアレンジメニュー続々登場

もう食べた?コンビニやスーパーの店頭に衝撃的な商品が登場した。その名も「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」だ。
インターネット上は異色のアイスキャンディーの登場に大盛り上がりで、そのままアイスとして食べるのはもちろん、アレンジした食べ方もいろいろと紹介されている。
「ガリポタ」でツイッタートレンド入りも
「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」は赤城乳業(埼玉・深谷市)が2012年9月4日、発売したもので、ソーダ味や梨味で知られるバータイプのかき氷「ガリガリ君」のシリーズ商品として生まれた。コーンポタージュ味のアイスキャンディーの中に、北海道産のスーパースイートコーンを混ぜ込んだコーンポタージュ味かき氷を入れたというものだ。希望小売価格は126円で、販売期間は10月までを予定している。
発売前から「どんな味なのか」などと話題になっており、9月4日に満を持して登場。インターネット上ではさっそく買ったという人が「意外とうまかった」「冷製スープみたい」「予想の斜め上」などと食べた感想を書き込んだ。「ガリポタ」という愛称が付き、ツイッターで多く話題に上がっていることを表す「トレンド」入りも果たした。
「チーズ入れて温めた」「フローズンカクテルでも美味い」
そのうち、普通に食べることに飽きたのか、「溶かして食べるとコーンポタージュになるのでは?」と書き込まれ始めた。
すると、実際に試してみる人が続出。「まず袋から出します 木の棒を取ってアイスの部分だけ袋に戻し、粉々に砕きます マグカップに砕けたアイスを入れてレンジでチンします 美味しいコーンポタージュの出来上がり!」「超甘ったるいコンポタが出来上がりました。疲れた体にどうぞ」など、溶かした「ガリポタ」の実食レポートがツイッターに書き込まれた。
さらに「玉ねぎみじん+ベーコンをレンチン→ガリポタを牛乳で伸ばしつつ塩コショウで味調節、で割と普通のコーンポタージュスープになりやした」「温めたガリポタに塩コショウ、コンソメ、とろけるチーズをインして再度温め、ボイルした野菜やウインナーを入れてみたわ」「ウォッカ・食塩・クラマトジュース・ケイジャンシーズニング・ブラックペッパー・チキンコンソメを加えてフローズンカクテルにしたら、冷製スープみたいで美味いぞ!」などのアレンジレシピも写真付きでツイートされた。
なお、赤城乳業は「ガリポタ」について、8月29日放送のラジオ番組「Park in the Sky」(J-WAVE系)で「最近手堅くなって挑戦していないのでは?という声があり、コーンポタージュを冷たく食べるというチャレンジをした」と説明した。そんなチャレンジ精神にも「カッコいい!」「その意気やよし!」などと賛辞が送られている。
9月6日16時追記:「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」が予測を大幅に上回る販売数量になったため、赤城乳業は商品の販売を休止することを発表した。販売再開時期は未定。

2012年09月06日11時24分 提供:J-CASTニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/6925413/

ガリガリ君コンポタが販売休止、当初より好調で生産が追いつかず。

写真拡大赤城乳業は9月6日、4日より発売中のつぶつぶコーン入り「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」を、販売休止すると発表した。休止の理由は「予測を大幅に上回る販売数量になった為、商品供給が間に合わない状況に至りました」としている。
同社の発表によると、今期は夏に向けて設備増設を行い、フル生産体制で秋の新商品発売に影響を及ぼさないよう細心の注意を払ってきたそう。しかし、結果的に商品供給が間に合わない状況となり、「皆様に多大なるご迷惑とご不便をおかけして、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
店頭在庫がまだあるコンビニなども少なくないが、9月6日の納品分で販売休止。再開時期は「改めてご案内申し上げます」とのことだ。
なお、赤城乳業に確認したところ、今回の「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」は当初予想の200%程度売れており、2010年より毎年大ヒットが続く「ガリガリ君梨」よりも勢いのある売れ行きだったそうだ。
「ガリガリ君リッチコーンポタージュ」は秋冬の人気飲料コーンポタージュを「ガリガリ君」にした衝撃の新商品。コーンは北海道の厳選されたスーパースイートコーンを使用している。8月に発売がアナウンスされた直後から、賛否両論ながらネットを中心に大きな反響を呼び、発売後もTwitterやSNSでは実際に食べてみたという感想が飛び交っていた。
2012年09月06日14時59分 提供:ナリナリドットコム
http://news.livedoor.com/article/detail/6926258/

 まず何よりも、私自身食べて見た。アイスとしてはどうかと思うが、なかなかおいしいものであった。そもそもコーンポタージュがほのかに甘い食べ物であるから、それがソルベ状になっていたとしても特に違和感はない。実際に「ガリガリ君」というところが、違和感があるだけで、なかなか面白い。
 この大ヒットの理由は三つ。一つ目は「おいしい」ということ。二つ目は「意外性」つまり「観念上のアンマッチの絶妙なマッチング」、そして三つ目がインターネット上での話題による発展性」である。
 おいしいというのは、ここで何かを言うものではない。実際に食べた幹事しかない。味覚の主観は一人ひとり違うので、なんとも言いようがない。そこでここでの論評は差し控える。食べるのは好きだが、グルメレポーターに離れないようである。
 「意外性」は、基本的に定番商品のブランドが確立しており、そのブランドイメージとそのブランドイメージと観念的にアンマッチするものがマッチするという面白さである。以前、私自身手伝っていた選挙でコスプレパーティーを企画したことがあるが、まさにアンマッチのマッチングとは、それがつぼにはまった場合に爆発的な力を発揮する。もちろん、それを本物の力にするにはその本人の力量と同時に、それを本物の力に変えるノウハウが必要なのであるが、その本物の力にかえるの負うハウがないと、コスプレパーティーが話題になっても選挙には惨敗する。もちろん、今回の「コーンポタージュ味」は、力量のない候補の選挙とは違うので、しっかりとそれを見極める力がある。当然にそれが、販売休止になるのである。逆に販売休止になることで帰って話題になるのだから、すごい人気だ。実際に「常識にとらわれない」ということは、非常に重要であり、基本的な力量があるうえでの「型破り」が、現在の閉塞感での突破力の一つであり、当然に国民が期待している一つの形なのではないか。
 そして、最後に「発展性」である。当然に、ただ単純に「アイスクリーム」としての使用方法だけではなく、それを溶かして食べるなど、さまざまな食べ方になる。当然に、それらの発展性は、個人客の複数購入を推進するようになり、当然に、そんれが新たな話題を生む。発展性を持つことが、ある意味で次の力ということになる。もちろん、「意外性」があるから「発展性」が生まれるものであり、なおかる「面白い」という、最も罪のない感情がユーザーの中にうまれ、徐々に発展が大きく話題になるのだ。
 この「おいしい(実力がある)」「意外性」「発展性」は、何もアイスクリームだけのものではない。当然に選挙でも何でも、今閉塞感のある日本の中でもっとも求められているものではないのか。この三つの特徴を併せ持つものは、しっかりと勝ち残れるし、国民に「販売休止に追い込まれるほどの人気」を持つことができる。
 総裁選や代表戦が近い。その中でいかに「基本に忠実に型破りをするか」ということが、近未来の日本を形作るのではないか。そして国民の期待を集めるのではないか。そのことをしっかりと認識しながら、残暑厳しい折アイスクリームでも食べて、一度落ち着いて見てはいかがであろうか。

|

« アメリカの雑誌が日本の海上自衛隊員の能力の高さを絶賛することについて | トップページ | 宇田川敬介東アジア放蕩覚書(68) マイカルによる中国からの撤退 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/115684/55598765

この記事へのトラックバック一覧です: 意外性がヒットの元 今日本に必要なものそして選挙のコツはガリガリ君で学べ:

« アメリカの雑誌が日本の海上自衛隊員の能力の高さを絶賛することについて | トップページ | 宇田川敬介東アジア放蕩覚書(68) マイカルによる中国からの撤退 »