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中国や韓国が嫌がること、警戒することが、日本にとって世界の標準である

中国や韓国が嫌がること、警戒することが、日本にとって世界の標準である

 26日に安倍自民党新総裁が誕生した。
 このことについて、そして、安倍新総裁を生み出す遠因となった反日デモについての日本の反応が話題になっている。
 安倍氏は、前回の首相の経験から、保守の大事な部分などをよくわかっている。日本国民において、譲れない部分、魂として譲れない部分をわかっていると思う。実際に、「5年前にやめた」ということも言えるが、逆に「失敗した人だからこそわかる部分」もあるはずだ。その部分があるのか、安倍新総裁に関しては、注目しなければならない部分である。
 さて、安倍新総裁に関しては、少し話しを別にし、日本そのものに関して、そして日本国の国益に関して物事を話してみたい。
 そもそも「仮想敵国」というものがある。敵国とは別で、今は友好的であったとしても、いつか敵国になる可能性が非常に高いということで、いつ的になったとしてもおかしくない国のことである。日本の場合は、憲法9条があるから基本的に敵国という感覚はない。憲法の前文にも世界の平和に関して書いてある。しかし、日本が戦わないことが、そのまま「敵国」を作らないこととはならない。敵国とは、日本が攻めないのではなく、相手国が攻めてくる場合も存在するのである。要するに、敵味方というのは相対的なものであり、絶対的な関係にあるものではない。日本が無抵抗で敵国が攻めてくれば、憲法などは守ってくれるはずがない。単純に言えば、日本は敵国に占領されてしまうのである。もちろんそのような事態を招かないように、外交などによって相手の行動を封じ込めなければならないのであるが、そこまでの感覚がない政治家は、「平和ボケ」といわれてしまうのである。
 さて、その敵国は、日本国が自壊し、そして楽をして占領することを考える。いや、占領するのではなく属国になってまたは植民地となって、本国に貢いでくれるのを最もよいと思っている。統治の手間は省け、国益のみを収奪する関係は、何よりもおいしい。逆に、敵国である日本が、独立を目指し、ナショナリズムが台頭してしまえば、そのような「夢のような」状態は遠ざかってしまうのである。
 要するに、「敵国が嫌がること」は「日本の国益」につながるのである。では、敵国が嫌がることは何なのか?新聞記事を読んで考えて見ればよい。

「日本の右翼化が加速する」安倍氏選出で中国外交筋

 安倍晋三元首相が自民党の新総裁に選出されたことについて、中国メディアは26日「再び首相になる可能性がある」と速報した。ただ関係者の間では安倍氏の対中強硬姿勢から、日本政府の尖閣諸島国有化で悪化した日中関係の改善にはつながらないと憂慮する声が大勢だ。
 安倍氏は首相就任後間もない2006年10月に訪中し、前任の小泉純一郎元首相による靖国参拝問題がもたらした日中関係の冷却化を打開した。
 だが、安倍氏が首相辞任後「中国脅威論」を繰り返し唱えていることに対し、中国では「裏切られた」と失望感が拡大。新総裁に選出されたことで「日本の右翼化が加速する」(中国外交筋)と警戒感も強まっている。
 安倍氏が再び首相に就任しても06年のような電撃的訪中が再現される可能性はほとんどないとみられる。(北京 共同)

2012.9.26 20:58 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120926/chn12092621000009-n1.htm

「右傾化」→「普通の国家並み」 米メディア、尖閣対立で日本側対応分析

 【ワシントン=古森義久】米国メディアが日中の尖閣諸島をめぐる対立での日本側の対応の分析を頻繁に報じるようになった。中国への強固な態度を集団的自衛権の解禁や憲法改正への動きと結びつけ「右傾化」と単純に決めつける向きが一部にある一方、日本がついに他の国家並みになってきたとする見方が多い点で、解釈は客観的になったともいえそうだ。
 尖閣問題を機とする日本の変化については、ワシントン・ポスト(21日付)の「日本が右寄りのシフト」という見出しの東京発の長文記事が目立った。「(日本が)中国のために外交、軍事のスタンスが強硬にも」という副見出しをつけ、野田首相をタカ派と呼び中国への強い態度を「右寄り」と評しつつも、「日本はこれまで世界一の消極平和主義の国だったのがやっと(他国並みの)中道地点へと向かうようになったのだ」と強調した。
 さらに、日本の憲法や集団的自衛権の禁止が世界でも異端であることを説明し「これまでは中国との対決や摩擦を避ける一方だったが、日本国民はその方法ではうまくいかないことがわかったのだ」とも論じた。
 同紙は22日付でも「アジアの好戦的愛国主義者たち=中国と日本の政治家はナショナリズムに迎合する」という見出しの一見、日本の動きにも批判的にみえる論文を載せた。だが内容はほとんどが中国政治指導層への非難で、「日本の政治家も中国の暴徒扇動には温和な対応をみせたが、なお政治的な計算は忘れなかった」とする程度だった。
 AP通信は24日、東京発の「日本の次期政権ではナショナリズムが高まり、中国との緊迫が強まる」という見出しで、自民党総裁候補の安倍晋三氏や石破茂氏が対中姿勢を強くしていることをやや批判的に伝え、日中関係がさらに悪化する見通しを強調。しかし、同時に「日本国民全体が特に民族主義的になっているわけではない」と付記した。
 ニューヨーク・タイムズ(23日付)は「中日両国のナショナリストたちがこの領土紛争を利用している」という見出しをつけた。しかし内容は、中国側が官民で民族主義を高め日本糾弾を強めているのに対し、日本側は「第二次大戦以来の平和主義傾向のため対決を避ける様子だったが、中国側の激しい野望がそれを変えてしまった」とし、日本の対中姿勢も自衛上、やむをえずとの見方を示した。

2012.9.26 11:29 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120926/amr12092611290003-n2.htm

 「日本はこれまで世界一の消極平和主義の国だったのがやっと(他国並みの)中道地点へと向かうようになったのだ」と強調した。
 という一文は、まさに、私の前半部分のことを証明した話しだ。要するに、この一文は、「現在日本は、左傾化している」ということ「そして、消極平和主義から脱しようとしている」ということを記載し、その上で、「それが他国の普通(中道)である」ということを言っているのである。これが、アメリカおよびそのほかの国の見方であり、当然の帰結である。そもそも独立国が、自国の国益を追求し、その国益の追求のために自国を自国の力で防衛することは当たり前のことである。平和は、自分の力で作るものであり、誰かに与えられるものではない。
 誰かに与えられる平和は「核の平和」「ローマの平和」など、上層部に効し難い大きな力があり、その下において平和を謳歌しているだけであり、完全に自国のため、そして完全に自由な中における平和ではないのである。要するに平和という檻の中に閉じ込められたようなものだ。
 しかし、長い間平和という折の中にいてしまえば、それが普通になってしまう。その普通は、外界、自由に自分の平和を守れる世界から見れば、異常であるが、その異常が正常になってしまった場合に、正常な状態を怖がるようになる。まさに、日本の平和主義というのは、この「檻の中の平和が当たり前の世界」であり、「以上が正常になってしまった」だけである。
 当然に檻の中にいる日本を、外から見ていれば面白いし、檻からはみ出しそうな餌は、強引に取り上げてしまえばよい。檻の鍵が開いていても怖がって出てこない『日本』は、抵抗しない。しかし、最近になってやっと「正常」に向かう、要するに折から出て見ようとし始めたのである。しかし、それは「檻からはみ出しそうな餌を狙う『中国』にとっては、非常に厄介なこと」だ。当然に日本が檻から出てくることを警戒する。警戒し、そして脅す。「檻から出れば怖いぞ」と脅すのだ。
 後は日本人が本当の自分の姿に気づくか、中国の姿に気づくか。最も警戒する国は最も怖がっている国であり、そして仮想敵国なのである。
 日本が「当たり前の国」になるために、中国や韓国の言っていることの逆をやればよい。本当に国益を守る政治家は誰か、政党は誰か。そのことをよく考えて政治を語らなければならないのではないか。

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コメント

確かに特定アジアは安倍さんを嫌がってますね。

ただし、国家の最高司令官がメンタルや病気になるのは軍に置き換えたら致命的です。
ましてや前歴がある安倍さんであれば尚更のこと心配しなくてはなりません。

総理をはじめ代議士とは公の利益を追求するために、私を捨てていかなくてはならない部分が多々あります。

また、それを望んで立候補したのですから言い訳の効かない立場の方々となるのです。

そういった事も理解した上で政治に取り組んで頂きたいものです。

個人的には安倍さん自体は左傾化された日本で保守の立場になるのでしょうが、これまでの実績は理解するもの至極当たり前の事しか言っておりません。

早く当たり前の事が当たり前になる日本になって欲しいものです。

私個人で活動してもたかがしれているのは経験から分かっているからこそ、期待半分で安倍政権の樹立を望んではいます。

投稿: 鈴木 | 2012年9月28日 (金) 10時25分

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