« 保守的解釈による日本国憲法講義私案  第3回 「日本国」を考えるにあたっての憲法の捕らえ方(下) | トップページ | マスコミ批判に関する一考(113)勝負食「カツカレー」で批判による日本文化の否定 »

マスコミ批判に関する一考(112) 「反日・民主党の同人誌」の朝日新聞の社説

マスコミ批判に関する一考(112) 「反日・民主党の同人誌」の朝日新聞の社説

 そもそも、朝日新聞の社説およびその編集デスク以上の階級の人々の論調に関して、特に政治部の人々に関して、彼らの行っていることはジャーナリズムであるとは思えない。私は、朝日新聞の政治面と社説のことを「反日・民主党の同人誌」と呼称している。ちなみに、毎日新聞は「北朝鮮と中国の機関紙」であり、いずれも正常な日本人が読む新聞ではないと考えているどころか、そもそも『新聞』というカテゴリーに属さない読み物であると考えられる。あたかもカルト宗教が、自分の宗教以外の経典以外をすべて「邪悪なもの」とし、それを、神の奇跡とか、わけのわからない理屈や将来起こりえないまたは発生する確率の少ない不安をあおって、終末思想を植え付け、不安をあおり、その人間の弱い部分を操って自らの宗教に入信させるかのごとき、内容は、中立公正なジャーナリストが行うものではないのである。
 インターネット上で朝日新聞の社是が安倍晋三内閣(当時)を攻撃することというような内容が出てきている。実際、この発言もしくはこのような社是の存在があるかどうかも全くwからない。しかし、このような朝日新聞の報道姿勢は、まさに、このような社是があることが「まことであるかのごとき」信用性を生み出す。このようなことを言われるということは、それだけ、朝日新聞が偏向報道を行ってきたもしくはそのように見られるような報道を行ってきているという「結果」に過ぎない。
 実際に、朝日新聞が社運をかけて応援してきた民主党政権の政治不信は、まさに朝日新聞そのものの会社の方針や報道体制全般が責任を負うべきものであり、なおかつ、その責任も負わずに、野党第一党の総裁選挙に関して「危機感」を表明すること事態が異常なのである。
 安倍晋三総裁は、あくまでも野党の総裁でしかない。その野党の総裁に外交の注文をつけること自体がどうかしている。新聞として三権分立や国会の与野党の仕組みを全くわかっていないとしか言いようがない、あまりにも「無知」であり、また国民や読者を「無知で馬鹿で、この程度で終末思想のようにだますことができる」としか考えていない新聞社そのものの傲慢さが出ているのではないか。
 その社説が下記のものである。

朝日新聞社説  2012年9月27日(木)付
安倍新総裁の自民党―不安ぬぐう外交論を

 自民党総裁選は、40年ぶりの決選投票をへて、安倍晋三元首相が当選を決めた。
 5年前の参院選で惨敗後、首相だった安倍氏は突然、政権を投げ出した。
 その引き金となった腸の難病は新薬で克服したというが、政権放り出しに対する批判は安倍氏の重い足かせだった。それが一転、結党以来の総裁再登板を果たしたのはなぜなのか。
■「強い日本」を前面に
 もともと安倍氏は本命視されていなかった。
 ところが、谷垣禎一前総裁を立候補断念に追いやる形になった石原伸晃幹事長がまず失速。決選投票では派閥会長や古参議員に嫌われている石破茂前政調会長に競り勝った。いわば消去法的な選択といっていい。
 さらに領土問題で中韓との関係がきしんでいなければ、再登板はなかったかもしれない。 「強い日本」を唱える安倍氏の姿勢が、中韓の行き過ぎたふるまいにいらだつ空気と響きあったのは確かだ。
 「尖閣諸島は国家意思として断固守る」として、避難港を造るなど管理の強化を訴える。
 慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた河野官房長官談話や、「植民地支配と侵略への反省とおわび」を表明した村山首相談話を見直すと主張している。
 首相になった場合の靖国神社参拝にも意欲を示す。
 ナショナリズムにアクセルを踏み込むような主張は、一部の保守層に根強い考え方だ。
 だが、総選挙後にもし安倍政権ができて、これらを実行に移すとなればどうなるか。
 大きな不安を禁じえない。
 隣国との緊張がより高まるのはもちろんだが、それだけではない。
 前回の首相在任中を思い出してほしい。5年前、慰安婦に対する強制性を否定した安倍氏の発言は、米下院や欧州議会による日本政府への謝罪要求決議につながった。
 靖国参拝をふくめ、「歴史」に真正面から向き合わず、戦前の反省がない。政治指導者の言動が国際社会からそう見られれば、日本の信用を傷つける。
 だからこそ安倍首相は河野談話の踏襲を表明し、靖国参拝を控えたのではなかったか。
 首相就任直後に中韓両国を訪問し、小泉政権で冷え切った中韓との関係を改善したのは安倍政権の功績だった。その経験を生かすべきだ。
 それにしても、あまりにも内向きな総裁選だった。
■人材も活力も乏しく
 安倍氏をはじめ5候補は、民主党政権の3年間を「国難」と断じ、自民党が政権に復帰しさえすれば震災復興も、領土外交も、日米同盟も、景気も、雇用もうまくいくと胸を張った。
 そんな甘い夢を信じる人がどれほどいようか。
 国民の政治不信は民主党だけでなく、自民党にも向けられている。その自覚と反省がまったく感じられない。
 それどころか、3年前、国民に拒絶されるように下野した自民党のやせ細った姿をくっきりと映し出した。
 その象徴は、5候補の政策がほとんど同じだったことだ。
 党是の憲法改正を実現し、集団的自衛権の行使をめざす。
 原発・エネルギー政策では全員が「原発ゼロ」に反対。環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加には慎重。代わりに熱を入れるのは「国土強靱(きょうじん)化」という名の公共事業拡充だ。
 財界や電力業界、農協、土木・建設業界など支持団体の歓心を買いたい。そんな思惑がみえみえではないか。
 かつての自民党にはタカからハト、改憲から護憲、保守からリベラルまで抱える懐の深さがあった。
 それが、今回は5候補がそろってタカ派色と支持団体への配慮を競い合った。しかも5人とも世襲議員である。
■3党で国会ルールを
 二大政党時代の野党の最大の仕事は、人材を鍛え、次に政権に就いたときに実行すべき政策を練ることだ。その作業を、自民党は怠っていたと言われても仕方がない。
 遠からず行われる解散・総選挙に向けて、安倍氏に三つのことを求めたい。
 第一に、社会保障と税の一体改革の実行を野田首相と再確認する。早期解散を求めて対決するだけではなく、社会保障をめぐる国民会議の設置など、譲るべきは譲ることも必要だ。
 第二に、外交・安全保障をはじめ、公約を現実味のあるものに練り直すことだ。
  総選挙で投票権をもつのは自民党員だけではない。前回の首相在任中に靖国参拝を控えたように、君子豹変(ひょうへん)の勇気をもつことが肝要である。
 第三に、民主、公明との3党で、衆参の多数派がねじれても国会を動かせるルールづくりで合意することだ。政権奪還をめざす自民党にとっても、そのメリットは大きいはずだ

http://www.asahi.com/paper/editorial.html

 さて、まずこの社説を分解して見よう。
 そもそも『強い日本』の何が悪いのか。中国に迎合し、主権を明け渡し、ただひたすら謝罪を行うことが朝日新聞にとって『是』なのか。「靖国参拝をふくめ、「歴史」に真正面から向き合わず、戦前の反省がない。政治指導者の言動が国際社会からそう見られれば、日本の信用を傷つける。」(上記から抜粋)は、そもそも「歴史」が正しいのか、戦争という行為そのものの目的や日本の主張はなんだったのか、そのことの検証も全く行っていない。私の祖父がいった「日本は悪いから負けたのじゃない。弱いから負けたんだ。だから日本が負けたからといって私たちは間違ったことはしていないんだ」という生の声をこの社説の筆者はどのように考えるのか。
 同時に靖国神社さんパイもあくのように書かれている。しかし、民主党の鳩山首相が真珠湾や中国の無名戦士の墓などに参拝したことは全く批判しない朝日新聞の論調は、戦争を否定しているのではなく日本の軍隊だけを否定しているのに過ぎないのである。インドネシアにはいまだに「日本が戦争をしたおかげでインドネシアの独立はなされた」という親日家は少なくない。亡くなったワヒド元大統領は、「インドネシアの旗は日本の国旗に経緯を評して赤と白の二色でできている」と公式の席でも語っていたほどである。これら親日家の声を伝えず、単に中国や韓国のご機嫌を取っているのが「朝日新聞にとっての公平中立」なのか。この人々のわけのわからないジャーナリズム感覚にはあきれるしかない。
 人材活力に乏しいというが、では、民主党政権では一体どうだったのか。そもそも、安倍新総裁は「野党の党首」であり、与党としての行政権があるわけではない。同時に、この総裁選挙は自民党党員という限定された相手に訴えられた、自民党等印鑑の選挙でしかない。その主張を取って行政権がある与党の代表選挙のように注文をつけること自体がどうかしている。ついでに言えば、「「原発ゼロ」に反対。環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加には慎重。代わりに熱を入れるのは「国土強靱(きょうじん)化」という名の公共事業拡充だ。」ということを批判しているようだが、このようなことをせずにどのように財政を再建し、なおかつ景気を好転させるのか。批判しかできず、対案もない無責任な報道そのもののきわみでしかないのである。批判をするならばしっかりと対案を出すのがふつうであり、無責任な批判は何も生まない。その無責任な批判を行った結果が民主党政権である。要するに朝日新聞自体が無責任の批判によって政治を混乱させたという自覚と反省が全くない。無自覚な報道媒体であり、このような報道を信用していては、民主党政権の3年間のようになってしまうという、悪い見本の典型のような社説ではないか。
 最後に、3党で国会ルールをといっているが、そもそも、民主党がなぜ参議院で負けたのか、そしてなぜ離党者が相次いでいるのか。そのことを国民がどのように考えているのか。民意民意といっていた民主党と朝日新聞自体が、そのことを全くわかっていない。このような『国民無視の政治を奨励する』のであれば、それは日本国憲法に定められた国会の審議を無視する好意でしかない。「譲るべきは譲る」「ねじれても国会を動かせるルールづくり」など、自民党が政権与党で民主党が野党であった時代にこのような提案が出なかったのはなぜか?そのことに関して反省はなぜ朝日新聞はしないのか。あの時は「民意に従え」といっていたのはどこのどの新聞なのか。立場が変わると、応援している政党が変わる渡航まで態度を豹変させるのか。自分で書いている「君子豹変(ひょうへん)の勇気をもつことが肝要」ということで政治不信になる人がどれくらいいるのかをよく考えて国民の感覚の実効性のある社説を考えるべきではないのか。
 要するに、この社説そのものが、はっきり言って朝日新聞という「反日・民主党の同人誌」は、立場が変われば、自分tの立場や主張を変えても「反日・民主党応援」の立場を守る政党ではない、無責任な批判しかできない言論空間であるということである。もちろん朝日新聞の記者の中には保守派もいれば友人も少なくない。しかし、この社説という内容を読んで、批判することと、個人的な関係は全く異なる。
 いまさら「反日・民主党の同人誌」に反省などは求めるつもりはない。このような言論を否定し、朝日新聞という名前の書面が「反日・民主党の同人誌」であるということを広めるべきではないのか。

|

« 保守的解釈による日本国憲法講義私案  第3回 「日本国」を考えるにあたっての憲法の捕らえ方(下) | トップページ | マスコミ批判に関する一考(113)勝負食「カツカレー」で批判による日本文化の否定 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マスコミ批判に関する一考(112) 「反日・民主党の同人誌」の朝日新聞の社説:

» 安倍晋三総裁「改憲しようと思う」 [【2ch】ニュース速報嫌儲版]
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/09/30(日) 19:46:56.79 ID:YCPCrg1B0 ?PLT(12269) ポイント特典自民党の安倍晋三総裁は30日、京都府綾部市で講演し、次期衆院選で憲法改正を争点...... [続きを読む]

受信: 2012年10月 1日 (月) 12時00分

« 保守的解釈による日本国憲法講義私案  第3回 「日本国」を考えるにあたっての憲法の捕らえ方(下) | トップページ | マスコミ批判に関する一考(113)勝負食「カツカレー」で批判による日本文化の否定 »