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全人代閉幕後の中国からわかる習近平政権の「限界」とナポレオン三世の類似性

全人代閉幕後の中国からわかる習近平政権の「限界」とナポレオン三世の類似性
 さて、まずは宣伝である。
  昨日3月26日「習近平の肖像 ―スターリン的独裁者の精神分析」(飛鳥新社)崔虎敏 (著), 宇田川敬介 (監修)が発売され全国の書店に並べられた。
  中国人・現役国務院官僚が告発!
検閲をかいくぐって届いた13通の「習近平研究」レポート。
政権内部でつぶさに見た、党と軍に吹き荒れる激しい粛清の嵐。いったいなぜこんなことになってしまったのか?
習近平の生い立ちと性格、野望家への「豹変」、覇権主義思考を反映した諸政策、権力者としての危険性を総合的に検討。
敵を作らず、仲間を増やし、ひたすら雌伏する作戦は見事に成功した。
国家主席に就任するや、本性を現し、スターリン型の粛清を開始。
死を賭けた権力闘争を続ける国家主席は、本気で日本に「戦争か、それとも屈服するか」迫っている。
独裁者の末路はどうなるか。行き過ぎた粛清が共産党の一党支配に与える影響は。
大手メディアが絶対に伝えない、中国人共産党員による習近平批判。
世界が注目する指導者の、今までで最も生々しいプロファイリング。
という本である。1200円
http://www.amazon.co.jp/%E7%BF%92%E8%BF%91%E5%B9%B3%E3%81%AE%E8%82%96%E5%83%8F-%E2%80%95%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E7%9A%84%E7%8B%AC%E8%A3%81%E8%80%85%E3%81%AE%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E5%88%86%E6%9E%90-%E5%B4%94%E8%99%8E%E6%95%8F/dp/486410395X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1427326069&sr=8-1&keywords=%E5%AE%87%E7%94%B0%E5%B7%9D%E6%95%AC%E4%BB%8B
でアマゾンから購入することができますので、お近くの本屋でない場井伊はここからもよろしくお願いします。
ということで、本日は習近平について、3月にニュースになった内容からピックアップしてお届けしようと思う。
習主席を背後で操る黒幕の正体とは…中国「仁義なき抗争」に突入
 習近平国家主席率いる中国が「仁義なき戦い」に突入した。最高指導部メンバーだった周永康・前政治局常務委員の失脚にまで発展した権力闘争を背後で操っているのは、胡錦濤前国家主席だというのだ。専門家は胡氏の狙いについて、「周氏の後見人である江沢民元国家主席一派の追い落とし」と指摘。その先には「習氏の失脚」も見据えているという。ベールに包まれた中国権力の奥の院で、何が起きているのか。
 香港フェニックステレビは30日、中国当局が、周氏本人と家族から900億元(約1兆5000億円)相当の財産を押収したと報道した。「石油閥のドン」として腐敗にまみれた実態をうかがわせるエピソードだ。
 だが、今回の失脚劇が単なる汚職事件だと見る向きはほとんどない。
 
イザ!産経デジタル 20150320
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/140801/wor14080120100027-n1.html
中国汚職の「大型化」鮮明…「大物」の摘発増加
 【北京=比嘉清太】中国の曹建明・最高人民検察院(最高検)検察長は12日、北京で開会中の全国人民代表大会(国会)で活動報告を行った。
 2014年に汚職事件で摘発した公務員は前年比7・4%増の5万5101人に上り、過去10年で最多となった。特に、100万元(約1960万円)を超える汚職の摘発件数は前年比42%増の3664件となり、汚職事件の「大型化」が鮮明になっている。
 省長や閣僚級以上の摘発人数は、最高指導部前メンバーの周永康(ジョウヨンカン)前共産党政治局常務委員を含め28人。前年の8人から一気に増え、過去5年で最多となった。習近平(シージンピン)政権が進める「反腐敗(腐敗摘発)」運動の「成果」を強調するもので、今後も「大物」の摘発を続ける構えだ。
 
2015年03月13日 07時56分Copyright c The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150312-OYT1T50082.html
中韓経済“底割れ”寸前 見る影もないリコノ&クネノミクス…デフレ阻止失敗
 日本がデフレ脱却へ歩みを進める一方、中韓両国がデフレの崖っぷちに立たされている。ともに輸出も内需も不振で、経済指標が悪化しているが、両国政府は効果的な対策を取れず、金融緩和も日米欧の後手に回った。中国では李克強首相の「リコノミクス」、韓国では朴槿恵(パク・クネ)大統領の「クネノミクス」と称する経済政策が華々しく掲げられたが、いまや見る影もない。中韓共倒れの構図が浮き彫りになってきた。
 中国の全国人民代表大会(全人代)で李首相は妙な形で話題になった。初日の5日、政府活動報告で今年の経済成長率の目標を前年の7・4%から7%に引き下げると発表したが、その後は一貫して存在感が乏しかったためだ。
 全人代は本来なら李首相が主役となる舞台だが、各代表の発言や中国メディアの関心は習近平国家主席に集中。「過去最も影が薄い首相」(中国人記者)との声も上がった。
 李首相が13年の就任当初に進めた市場重視の構造改革路線は氏名にちなんで「リコノミクス」と呼ばれたが、現在は一切語られることがない。経済成長の目標についても習主席が掲げた「新常態(ニューノーマル)」という言葉が半ば“公約”と化している。
 「新常態」では、ゆるやかな経済成長への軟着陸を目指すが、実態は墜落しかねない状況だ。
 2月の消費者物価指数は前年同月比1・4%上昇と、政府の通年目標の3・0%を大きく下回り、デフレへの警戒感も強まっている。
 中国人民銀行(中央銀行)は全人代直前の2月末に利下げを実施したが、「事実上の固定相場制である中国では効果は限定的」(嘉悦大教授の高橋洋一氏)というのが現実。「むしろ景気の下支え効果があるのは高速道路や空港の建設などの公共投資」(同)だという。
 このためか、中国当局は政府主導のインフラなど公共投資を再び加速させる方針で、不動産関連の不良債権処理や影の銀行(シャドー・バンキング)問題の改革は先送りに。預金金利の自由化方針を打ち出したが、効果のほどは不透明だ。
 週刊東洋経済元編集長の勝又壽良氏は、「不動産バブル崩壊はすでに進行しているが、債務を負った企業や地方政府が負債を確定して具体的な返済方法を検討する段階には至っていない。いま投資を拡大すれば、中国経済は一段と傷を深くするはずだ」と指摘する。
 一方、韓国のデフレ懸念は一段と深刻だ。2月の消費者物価は前年同月比0・5%上昇にとどまった。3カ月連続の0%台で、事実上経済破綻し、国際通貨基金(IMF)の管理下にあった1999年7月以来の低い水準だ。韓国メディアは「韓国の物価下落は1990年代の日本のバブル崩壊後よりも速いペース」という専門家の分析を紹介している。
 鉱工業生産、小売販売、設備投資もそろって減少。朴政権発足後の2年間で適切な手が打たれたのだろうか。
 就任当初、「クネノミクス」と呼ばれた朴大統領の経済政策では、「創造経済」なるキーワードが打ち出された。しかし、新しい産業や経済の仕組みが創造された様子はなく、実現したことは外交、経済ともに中国への依存度を高めたことだった。
 アベノミクスの第1の矢である日銀の金融緩和政策の結果、為替の円安ウォン高が進んだ。韓国経済は内需低迷に加え、稼ぎ頭の電機や自動車など輸出企業の業績も悪化。欧州中央銀行も量的緩和実施を決めてユーロ安も進み、輸出の前年割れが続いている。
 こうしたなか、韓国銀行(中央銀行)は12日、政策金利を5カ月ぶりに0・25%引き下げ、過去最低の年1・75%とすることを決めた。ただ、インドやタイ、カナダなど多くの国がすでに利下げを実施しており、中国よりも遅れた。効果についても、聯合ニュースは「家計負債の急激な増加に拍車が掛かる恐れがある」「お金が消費や投資ではなく不動産市場に集まり、住宅価格や家賃の上昇につながりかねない」と悲観的だ。為替も円安ウォン高基調に大きな変化は出ていない。
 前出の勝又氏は「韓国内では当初、アベノミクスよりもクネノミクスが上という報道もあったが、アベノミクスを認めざるを得ないところまで追い込まれた。中国に気兼ねしてTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加の意思表示が遅れたという外交の失敗も響いている」と語る。
 中韓両国は経済低迷も運命を共にするのか。
2015年3月14日 17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)
http://news.livedoor.com/article/detail/9888732/
 さて、習近平である。
  今回の記事は「習近平を操る」として胡錦濤の名前が挙がっている。もう一つは中国の汚職の大型化。そして、中国経済である。要するに「政治」「権力争い」「経済」の三つを題材に取り上げた。
  まず。私の見るところ「習近平を操る」というよりは、「習近平は胡錦濤と江沢民の対立をうまく利用している」とみるべきであり、なんとなく「漁夫の利」を得ているような感覚にある。ちょうどナポレオン三世による政治と同じような感じである。もともと政治的の基盤の小さなナポレオン三世(ルイ=アポレオン)は、ナポレオンの知を引いているということから獄中生活からスタートする。しかし、脱獄して共和制の大統領になるのである。社会主義におびえ、経済不況にもてあそばれた農民、債権のに苦しむ小商店主、小工場主などが彼を支持した。また、銀行家・産業家もルイ=ナポレオンが財産・宗教・家族の尊重など社会秩序を約束したので彼を支持した。
  当然に「プロレタリアート」の「貧農や小店主」と「銀行資本家・産業家」とは利害が対立する。この利害の調整を大統領として行い、その調整をしながら、双方の対立を生み出し、まさに「マッチポンプ」で、そのまま「皇帝」に就任する。このような「利害調整」しながら、有力者の力を対立させながら削減し、自分が最高権力を入れるというやり方だ。このような内容を「ボナる」などということがあるが、造語なので、辞書などには出ていない。
  その一場面を見て「習近平を操っている」などというのはおかしい。ある意味で利用されているのは胡錦濤の方である。
  権力争いに関してはすでに何回も述べた。しかし、その習近平が、本当に政治的な力があれば、「経済政策」はしっかりしているに違いない。しかし、残念ながら、誅金平は「権力争い的な陰謀」はうまいものの、経済政策などは全くうまくゆかないのである。その内容は、まさにナポレオン三世と同じような結末を予想される。ナポレオン三世が、どのような結末に成ったかはみなさんに調べていただきたい。そして、その独裁者の肖像に関しては、皆さんに本を読んでいただきたいのである。

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