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【GWのエロ】 悪女マリンチェの生涯はエロからの復讐劇という衝撃

【GWのエロ】 悪女マリンチェの生涯はエロからの復讐劇という衝撃
 GWのエロも今回で最後です。明日は日曜日でゴールデンウィークも最後であるから、基本的にはエロなどもせずなんとなく心安らかに過ごしていただいたらいかがか。まあ、あまりネタを出し過ぎると、こちらが来週以降ネタがなくなってしまうというようなことも心配しなければならない。
  さてそのように考えて、「GWのエロ」の最後は、歴史的ンあ「魔女」の話である。
  実際に「性奴隷」と記載すると、日本の場合すぐに「慰安婦」となってしまうが、実際に「性奴隷」というような人身売買は、世界各国で行われてきていた。その世界各国の中で「性奴隷」が、いつの間にか、「征服者」になって戻ってきて、そして復讐を遂げるというような話は少なくない。
  その中で、今回はメキシコのマリンチェについて紹介されている記事があるので、その内容をここで書きながら、「性奴隷」と「人身売買」と「復讐」というこの三つについて考えてみたい。
  さて、そもそもマリンチェという女性について、知らない人は記事を読んでいただくとする。簡単に言えば、メキシコのアステカの王の娘として育てられたが、王が早く死んでしまったので継母に奴隷として売られてしまい、その先でスペイン人に貢物としてささげられ、気に入られてスペイン人のアステカ占領の手助けをするという話である。
  そもそも「売られる」というのは、「厄介払いと金儲け」の両得でそのような状況が生まれてしまうのである。実際にどの国であっても「売られる」というのは「厄介払いと金儲け」であり、「厄介者」は、基本的には「血の薄い順番」というようになっている。その次は「役に立つかどうか」そして「金になるかどうか」という三つの基準で売られることになる。この意味からいえば、「疎ましく思われる」というのは、基本的に「相性」の問題であるから何とも言えないが、「役に立つかどうか」ということになれば、女性は労働力にはならない。また「金になるかどうか」という基準は「綺麗かブスか」ということになる。要するに、マリンチェは、労働力としてもダメであり、また、甘やかされて育ったのか、あるいは都市が若かったからなのか、技術などがなく、そして、綺麗だったということになる。この三つの基準は、日本の寒村において吉原等の遊郭に売られる時も基本的に同じである。この基準に従っていないのは、韓国というか朝鮮半島の国家が、中国というか大陸の帝国に、毎年3000人ずつ女性を送り込んでいた時だけであろう。朝鮮半島の国家は、「売春」を「外交の一種」と考えており「厄介払い」とは考えていない部分があるので、3000人の中に、「外交官」を混ぜるような感じになっている。
  実際に、女性が相手の懐深く入り込み、相手の司令官や王の寝室に入って意のままに動かすということを組織的に行おうとした、すくなくとも、半島に中国が攻め込まないようにしたのが、半島国家の「知恵」である。
  しかし、このマリンチェは、それを一人で、そして逆側の立場に立ってやり遂げたのである。
“性的奴隷”だった少女が30万人の都市を滅ぼした メキシコの産みの母、悪女マリンチェの生涯
 黒澤はゆまの歴史上の女性に学ぶシリーズ、第4話はアステカの悪女、マリンチェです。姫として産まれたのに母親に奴隷として売られてしまった彼女は、好色な男性の元を転々とするうちに極度に発達した人心掌握術を身につけます。男性の懐の中から世界を滅ぼした悪女マリンチェ。彼女は何を思い、生きたのでしょうか。(編集部)
   姫として生まれ、奴隷になった「こんな世界滅んでしまえ」
 女性にばかり、不公平と理不尽を強いられる毎日のなかで、そう願ったことはないでしょうか?この願いをまだ20歳にも満たない少女がかなえたことがあります。
 その名はマリンチェ。
 彼女は西暦1502年、南米のアステカ(現在のメキシコ)で生まれました。父親はパイナラという街の王で、マリンチェはお姫様として、蝶よと花よと育てられるはずだったのですが、幼い頃に父が死んだことから運命は狂い始めます。
 別の男と再婚した実母は、娘がうとましくなり、隣国のタバスコにマリンチェを奴隷として売り払ったのです。
 マリンチェは、アステカ人が好んだ比喩を使うと、金剛鸚哥(インコ)のように美しい少女でした。十代の前半だった彼女は、人手から人手へと渡り、その間に生涯かかえなくてはならない秘密がいくつも出来ました。
 王の目に止まり、性の伴侶にやがて、タバスコ王の目に留まり、王の側室になったのですが、彼は位が高いだけで、つまらない男でした。
 望まぬ男の性の伴侶をつとめる、隷従と屈辱の日々のなかで、一筋の救いの光となったのが、アステカの神話の一節です。
 「一の葦の年、白い肌の破壊の神、ケツァルコアトルが帰って来て、世界を滅ぼす」
 アステカ族は、この先住の神から文明と農耕を教わったにも関わらず、詐術にかけて追放したのです。ケツァルコアトルは去り際、東の海に船を浮かべながら、必ず戻ってくると予言していました。
 そして、マリンチェが17歳になった一の葦の年、西暦で言う1519年、数百年一度も破られることのなかった東の海の水平線を純白の帆で割って、本当に白い肌の男たちがやって来ます。
 白い肌の侵略者たち彼らは巨大な犬のような生き物に乗り、見上げるように背の高い人たちでした。手に持つ不思議な棒から、大きな音とともに火が噴くと、タバスコ王の兵隊たちは魔法をかけられたようにバタバタと倒れました。
 タバスコ王は恐れおののき、たちまち白い肌の男たちに降伏しました。彼は仲直りの印として、黄金や美しい布、そして20人の娘を献上しました。そして、この20人のなかにはマリンチェの姿もありました。
 他の娘たちが恐ろしさに泣き叫ぶなか、マリンチェの足取りだけが、密林を舞う色鮮やかな小鳥のように軽やかでした。ついに来たのです。神が。自分を迎えに。この悪しき世界を懲罰するために。
 コルテスとコンキスタドール白い肌の男たちは南米の黄金を求めてやってきた、コンキスタドールと呼ばれるスペイン人でした。首領はエルナン・コルテスという貧乏貴族で、一旗あげるため新大陸にやって来たのでした。
 コルテスはインテリで腕っぷしも強く、当時男の美徳とされたものは良心以外のすべてを兼ね備えた人でした。傲慢で、残虐で、マリンチェが待ち望んでいた神ぴったりの男だったのです。
 彼女は美貌と聡明さで、たちまちのうちにコルテスの心をとらえると、カカオ色の肌を押し付けながら、彼の耳にささやきました。
 「コルテス、私のふるさとアステカはここよりももっと豊かな土地よ。あなたをそこの神様にしてあげるわ」
 再びの愛人生活こうして、マリンチェはコルテスの愛人兼参謀になりました。
 彼女はもともとはスペインの食い詰めものの集団でしかなかったコルテス達をケツァルコアトルの化身と宣伝し、アステカ人を恐怖のどん底に突き落としました。アステカ人の宗教心は信仰深いなどという生半可なものではなく、彼らは自分のことを宗教という巨大な劇のなかで役割を演じる人形のようにとらえていました。
 太陽神が求めれば生贄を捧げ、神話のなかに自分たちの運命が滅びると書いてあるのなら、それに従う他ないのです。語学の才能に優れていたマリンチェは、スペイン語もたちまち習熟し、優秀な通訳ともなりました。
 常にコルテスの側にたち、神の言葉を伝える彼女のことをいつしかアステカ人たちは畏怖の念と共に「神の通訳」と呼ぶようになりました。
 アステカの偉大な王を騙し、服従させるそして、血なまぐさい3か月の旅路の果てに、コルテス一行はアステカの首都テノチティトランにたどり着きました。テスココ湖に浮かぶ都は、大きな蓮の花が咲き誇っているようで、その美しさにはさしものコンキスタドール達も声がなかったといいます。
 アステカの偉大な王、モクテスマ二世はコルテス達一行を歓迎し、赤い巻貝と黄金の首飾りを贈りました。アステカを全盛期に導いた偉大な王の、客人に対する接待は丁重で、敬意と愛情に満ちていました。
 彼自身、本気でコルテス達をケツァルコアトルの化身と信じていたからです。
 純粋な王の困惑しかし、それに対する、コルテスとマリンチェの言葉は、偽りと悪意に満ち、純粋な王を困惑させ続けました。そして、一トンもの黄金をだまし取った末に、王を自分たちのもとに軟禁し人質にしてしまいます。
 当然、王の家臣からは不満が噴出、スペイン人に立ち向かうよう王を突き上げるのですが、王は神への抵抗に対しては一貫して消極的でした。
 そして、アステカ人にとって最も大事な太陽神を祝う祭儀の最中、事件が起きました。王を慰めようと軟禁されている邸の回りに集まった群衆たちに向けてスペイン人たちが発砲したのです。
 群衆のなかには多くの貴族たちの姿もありました。詩や歌や踊りのなかで、その栄光が称えられ語り継がれてきた、アステカの高貴の血筋のほとんどが、この時に死に絶えました。
 それでもなお王は宥和政策を維持しようと、民衆に向けて平和を訴えるのですが、怒り狂った群衆の投げた投石を頭に受けて死亡してしまいます。マリンチェの言葉に翻弄され、国も財産も誇りも名誉も何もかもを奪い尽くされた果ての最後でした。
 30万人を擁した、世界最大級の都市が廃墟にその後、若き英雄、クアウテモックを擁して企てられた反乱によって、一時スペイン人たちは首都を撤退するのですが、スペイン本国やアステカに敵対的な南米諸国の兵を集めて軍を編成すると、再度侵攻。
 そして、3か月の激しい攻防戦の末、1521年8月、テノチティトランは陥落します。
 かつて30万人を擁した、世界最大級の都市は、完全な廃墟と化しました。
 戦闘あるいはスペイン人の持ち込んだ天然痘によって命を失ったアステカ人の死骸がそちこちに転がる、焼け焦げた街を歩きながらマリンチェの心に去来したのは、復讐を遂げたことの満足だったのでしょうか。しかし、同胞たちから魔女と罵られながら、彼女にはもう一つの歴史的役割が残っていました。
 悪女マリンチェの子供世界の滅亡を願ったはずの彼女のお腹には新しい命が宿っていたのです。コルテスとの子供であり、後のメキシコの主役となる、史上初めてのメスチーソ、征服者と被征服者の間の混血児でした。
 子供を生んだあと彼女はつきものが落ちたようになりました。自分を奴隷に売った母親と再会しても、「あなたは無知だっただけ」と鷹揚に許しています。後に、この母親はマリンチェの息子と共にキリスト教に帰依しました。
 マリンチェの若き死静かな若い晩年を過ごした後、1527年、マリンチェはわずか25歳でこの世を去りました。
 マリンチェは、古い世界を滅ぼし尽くした魔女だったのでしょうか?
 それとも新しい世界を生んだ女神だったのでしょうか?
 いずれにせよ、現在、マリンチェの子供たちは、彼女のことを、もう激しく憎んではいないようです。ベラクルスの街には、未来の象徴として彼女の像が建立されています。銅像のマリンチェは激しい怒りも憎しみもない、穏やかな目で、メキシコの行く末を見守っています。
ウートピ  20160211
http://wotopi.jp/archives/34457
 ある意味で、「性奴隷」だし、ある意味で「参謀」であり、ある意味で「復讐の鬼」である。その結果は、自分のいたアステカ王国を滅ぼし、そしてスペインの植民地に変えてしまった。それをわずか25歳までに成し遂げたのであるから、その内容はすごい。
  そして、そこの根底にあるのが神話である。
  「一の葦の年、白い肌の破壊の神、ケツァルコアトルが帰って来て、世界を滅ぼす」
  <上記より抜粋>
  実は、これら神話が、さまざまな心理的作用を及ぼし、そのことによって様々なハレーションを起こすことは、このマリンチェの例だけでなくても様々に存在する。例えば、インドネシアにおいて日本兵が「空挺落下傘部隊」で降りてきた時、当時ポルトガルやオランダに指揮されていたインドネシア兵は、「神話」を基に、日本軍に協力するようになる。彼らの神話の中に「空から白い兵が神に遣わされてやってきて、自分たちを苦しめる悪を滅ぼしてくれる」という神話があった。この神話と、現在軍歌で歌われている「空の神兵」とは全く同じ内容と言って過言ではない。インドネシア兵は白い落下傘で降りてくる日本軍を見て「神の使い」を連想し、空に向いていた対空砲をオランダいやイギリス兵に向けて撃ち始めるのである。
  さて、「性奴隷」と「人身売買」と「復讐」という事を語るとした。しかし、マリンチェを見ていればわかるとおり「性奴隷」は、実際に苦しいものであったのだろうか。ある意味で「相手の中に入り込む」要するに「貞操観念」が出来上がっていない場合またはそれ以上に優先する課題がある場合、実は性奴隷的な立場というのは、そんなに大きな障害にはならないのかもしれない。私は男性なのでわからないが、このマリンチェの場合、一つは「母に対する復讐心」そしてもう一つは「一人目のタバスコ王があまりにも魅力のない人物であった」ということからスペイン軍のコルテスが魅力的に映った。この場合「絶対値」で判断されるのではなく「相対値」で物事を判断するというようになっているのではないか。
  そして、「人身売買」に関しては、上記のように三つの基準で行われることになる。
  そして、コルテス。要するに、最も上層部の妻妾となった場合、「マリンチェはコルテスの愛人兼参謀」<上記より抜粋>というような立場になるのである。まさに女性の最も恐ろしい部分なのかもしれない。
  この編の「コルテス」の心理をうまく使ったものが「ハニートラップ」であり、女性その物を情報の端末のようにして動かすことになるのである。
  マリンチェの場合、それらのハニートラップや復讐の算段をすべて自分一人で行ってしまったということになる。そこが魔女の魔女たるゆえんであり、それ以外の部分は、その時の立場に応じて「相対的に自分の行うことを行った」ということと、同時に、「進駐軍を自分の復讐の道具にした」ということのほか何もおかしなことはないのである。
  しかし、「性奴隷」が一転して優位に立つというのは、まさに、世界各国でよくあること。女性の中には、このような逆転があるが男性は、意外と少ない。逆に常に男性は、現在のハニートラップも含めて「利用される側」であるのだ。
  まあ、それが世の中のバランスとして最も良いのかもしれない。

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