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マスコミ批判に関する一考(314)アイドルという「真実を見せられない」偶像に頼り切っているテレビの実態

マスコミ批判に関する一考(314)アイドルという「真実を見せられない」偶像に頼り切っているテレビの実態

 いつもは偏向報道とか、ヤラセなどを書いているが、少々角度を変えて、芸能ということに関してみてみよう。もちろん、私自身が芸能に詳しいわけではないので、何とも言いようがない部分もあるし、また芸能に関しては、さまざまな人が様々な意見を持っているので、私の意見に関して賛否両論あるのではないかと思う。
  さて、「役者」という職業カテゴリーがある。芸能人というのも一つのそれであろう。役者というのは、当然に「役を演じる者」であり、その内容は「演じる」ということが前提である。「演じる」というのは、当然に、「誰かが作った役どころ」を演じることがその仕事である。当然に「役」と「本人」が異なることは当然であり、「役者」としての評価は「いかに役を演じられるか」つまりは「自分を捨てられるか」ということに尽きると考えられる。
  逆に言えば、「役者」は、「本当の自分」を見せないことが最も重要なのであろう。私などが「ドラマは作り物であるから」と書いているのは、まさにそのようなことが基本にある。もちろん「風刺」などということは十分にありうるが、それ以上の内容は全く存在しないのである。
  一方、「歌手」というカテゴリーはいかがであろうか。もちろん「役者」とは基本的には異なるものの、やはり作詞家・作曲家の作った世界観を「歌」を通して「演じる」ということになる。歌唱力、という言葉が「音程」や「声量」だけでなく「情感」などをうたいこまなければならないというようになっているのは、まさに、そのような状況からではないかと考えられるのである。
  要するに「報道」「ドラマ」「歌番組」とカテゴリーがわけられるうち、「ドラマ」と「歌番組」に関していえば、報道とは別に「演じる」ものであり、同時に、「ほんとのことを」「本当の自分」を見せなくてよい、いや「見せないほうが良い」というような感じではないかと思うのである。
  さて、普段の「マスコミ批判に関する一考」であれば、ここで「報道」の方に話が進むのであるが、今回は、そうではなく「アイドル」というほうに向かってみたい。さて、そもそも「アイドル」とか「モデル」という職業はどのようなカテゴリーなのであろうか。その内容などを含めて後半に触れてみたいと思う。

アイドルはスッピンを見せてはいけないのか 柏木由紀「バケモノ」説で浮上したAKB論争

 芸能人にとってはある種の「タブー」とも言える「スッピン」の話題がテレビ番組で赤裸々に語られ、話題になっている。しかも、AKB48の主要メンバーでもある「ゆきりん」こと柏木由紀さん(25)について、後輩メンバーが「バケモンみたい!」と言い放ったから、ただ事ではない。
 一方で、「まゆゆ」こと渡辺麻友さん(22)については「すごいきれいでビックリしました」という声も。同じグループ内でも、「スッピン」の「バケモノ」度は大きな差があるようだ。
 「ゆきりんさんのスッピンは、すごいたまげた感じで...」「スッピン」をめぐるやり取りがあったのは、2016年9月21日未明放送の「AKBINGO!」(日本テレビ)。「まゆゆvsゆきりん最強アイドル決定戦!」と銘打って、「どちらが最強のアイドルなのか、チームに分かれて徹底討論」するという内容だ。
 渡辺さんチームの倉野尾成美さん(15)が
 「スッピンがとってもかわいくて見とれてました」と口火を着ると、柏木さんチームは「ゆきりんさんのスッピンもかわいい!」と応戦。ほどなくして渡辺さんチームの西野未姫(みき)さん(17)が
 「ゆきりんさんのスッピンは、すごいたまげた感じで...」と割って入った。柏木さんは止めようとしたが、そのまま西野さんは
 「うちのまゆさんは、スッピンも変わらない。純白な感じでもう、真っ白なキラキラオーラを放ってる感じ」などと渡辺さんを絶賛する一方で、柏木さんについては
 「(柏木さんと)舞台を一緒にやっていて、ゆきりんさんはメイク(の時間)が長いとかスッピンがすごいとか聞いてたんですけど、やっぱアイドルだし、そんなスッピンがやばい人なんていないだろうと思ってたんですよ。で、(柏木さんは)朝来たら、なんかもう、すごい、バケモンみたいな!」などとまくし立てた。
 一方、渡辺さんチームの小栗有以(ゆい)さん(14)が
 「今日のメイク前の顔を見たんですけど、すごいきれいでビックリしました」と加勢すると、西野さんは
 「オーラで言ったら、真っ白と黒い。言うなら、こっちが白米。(柏木さんは)玄米!玄米!」と追い打ちをかけ、柏木さんは
 「この人やだー!」と悲鳴をあげた。
 「アイドルにスッピンは関係ないもん」柏木さんは
 「スッピンはまた別なんだって。アイドルにスッピンは関係ないもん」などと反論を試み、柏木さんチームも「関係ない!関係ない!」と同調したが、司会の村本大輔さん(35)に
 「スッピンは関係ない?ゆきりんのスッピンはブサイクって認めてるようなもの」と指摘され、「撃沈」していた。
 柏木さんは21日夜、この「バケモノ」の件がネットニュースで拡散されていることを泣き顔の絵文字つきでツイート。その中で、
 「でも放送観ながらわたしも親も爆笑してたから、後輩たちグッジョブ」とも書いていた。
 かつてはAKB48のメンバーが「スッピン」で報道陣の前に姿を見せることもあった。その一例が2009年の紅白歌合戦のリハーサルで、写真を撮ることもできた。篠田麻里子さん(30)は本番と大きな違いがない一方で、前田敦子さんは本番と大きく異なる表情を見せていた。

J-CAST ニュース 20160923
http://www.j-cast.com/2016/09/23278857.html

 さて「アイドル歌手」というものが出てきたのはいつのころからであろうか。基本的に、戦前から「きれいな女性のブロマイド」というものは存在し、憧れの芸能人を手元に持っておくということは少なくない。私の祖父が言っていたが「高峰三枝子が慰問に来て」などと軍隊の時の話をしていたが、実際に、「戦意高揚」のために、軍隊において「歌手」が歌を歌うなどということは普通であり、当然に日本だけのことではないのである。
  しかし、「アイドル歌手」というのは、そのようなカテゴリーとは違う。戦前のブロマイドになっていた人々は、あくまでも「役者」または「歌手」であり「演じること」または「歌うこと」で自分を捨てるということができる人々であり、なおかつその内容に関していえば、普通の人ではできないことを行っていた人々であることは間違いがない。
  しかし、80年代後半から「歌手」とか「役者」ではなく「モデル」または「アイドル」というようなカテゴリーがでる。つまり、「演じる」ことに重きを置かれなくなった人々が出てきたのである。
  ちなみに、それはアイドルばかりではなく「モデル」というカテゴリーも同じだ。要するに「自分を見せる」ことが重要であり、その「見せる」為の手段の一つとして「歌」や「ドラマ」または「ファッション」をつかうカテゴリーができてきたのである。このカテゴリーの人々こそ、まさに、現在の中心であり、これらを総じて「タレント」と言っているような気がする。
  さて、この人々は「よりよく見せる」ために、本来は「自分を見せる」ことなのであるが、いつの間にか「化粧」や「整形手術」(だれとは言わないが)などを行い「見せること」に特化するようになる。そして、「ファンの持つイメージ」に合わせて「自分を隠す」職業になってゆくのである。
  さて、上記の記事はそのような「アイドル」の代表的な存在の中のAKBに関する記事であるが、実際に「すっぴん」要するに「化粧をしていない状態」が「化け物」なのか「アイドルをやっているときとあまり変わらない」のか、ということがでてくる。もちろん、「テレビタレント」と言ってしまえば、そのようなものはどちらでもよいのかもしれない。しかし、その「作り物」に慣れてしまい、その「作り物」とかした自分自身を見せることのできない人が、現在はバラエティ・情報番組などで、ニュースに関して意見を言い始めるのである。これでは「何が本物なのかわからない」ということになる。その「作り物社会」に慣れてしまったテレビ関係者が、まさに、多くなってきてしまい、「スッピンはまた別なんだって。アイドルにスッピンは関係ないもん」<上記より抜粋>というようなことになってしまうのではないか。
  まあ、そのような「一事が万事」というような内容こそ最大の問題なのである。

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