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「宇田川敬介の日本の裏側の見えない話」
第14話 混乱の韓国朴槿恵大統領退任要求デモに見る、韓国の閉ざされた悲観すべき未来と北朝鮮の工作
6 北朝鮮朴槿恵退陣要求デモの性質上の特徴
朴槿恵大統領は、前回紹介したような形で徐々に追い込まれます。
12月9日、国会で弾劾訴追案は議員定数300人のうち299人が参加し、賛成234人、反対56人、棄権2人、無効7人で賛成が可決に必要な3分の2を超え、弾劾案は可決されました。
このことによって、朴槿恵は大統領職のすべてを解かれ(職務停止措置)、その結論を待つことになっています。
弾劾手続きというのはどのようなものなのでしょうか。
基本的には今後、憲法裁判所によって朴槿恵大統領が職務期間中に、大統領として、その国政に問題がなく職務を遂行していたかどうかが図られることになります。
弾劾を決議した議会側と、大統領側の双方が裁判所に対して書面を提出し、訴訟を行うということになるのです。
今回では崔順実に関する不正事件及び崔順実によって政治が左右され大統領としての政治的資質に問題があったということ、および、そこに大統領の機密漏洩という犯罪に発展する可能性を審査されることになります。
そして裁判の結果、弾劾が否定されれば、朴槿恵は大統領として戻ることになりますし、一方、弾劾が裁判所に認められれば、朴槿恵は失職し、新たな大統領が選出されることになります。
当然に、関係者もみな逮捕された状況ですから、捜査状況などは裁判などから判断するしかないということになりますが、しかし、朴槿恵の弾劾手続きは朴槿恵にとって不利な状況になっているようです。
というのも、弾劾手続きが始まってから、職権乱用などの疑いで、金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長と、女性閣僚の趙允旋(チョ・ユンソン)文化体育観光相を逮捕したという報道が出てきました。
捜査が進展して逮捕者が増えるということは、それだけ犯罪性が高く、その中心人物である大統領に責任が及ぶことになるということは間違いがない・・・・・・・・・・
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