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【土曜日のエロ】 「勤務中にセックス休憩を」という議論がまじめに議会で議論されるスウェーデンに対する「羨望」

【土曜日のエロ】 「勤務中にセックス休憩を」という議論がまじめに議会で議論されるスウェーデンに対する「羨望」
 土曜日のエロの日である。よくよく考えると今週もいろいろと事件があったと思う。しかし、この「エロ」の記事を書いていると、落ち着くものである。自分の心に最も正直に書いているというか、まあ、はっきり言って気を波乱なくてよいのであるし、また、さまざまなことを考えないで、好きなことを自由に書ける、この雰囲気がかなり気に入っている。
  さて、今日は「セックス休憩」という素晴らしいことを提案する人がいるという話だ。
  はっきり言って北欧の「性に関する考え方」というのはなかなか興味深い。ある意味で「日本的」ではないというような気がする。ある意味で「性交渉」というのは、本来は「本能的」かつ「動物的」であり、その本能の感覚に合わせて行うことが最も肉体的に良いのであろう。しかし、人間は「社会的」な生き物であり、なおかつ「経済的」な観念も現代で生きる中には必要とされることがある。また、「感情」だけではなく「理性」も存在することから「本能的な内容だけで性交渉を行うことはゆるされない」ということになる。このように考えると、「性交渉」そのものが、「必要悪」のような形になってしまう。
  しかし実際そうであろうか。社会性ばかりを考えていると、少子化となってしまう。
  そもそも現在の少子化は「社会性の重視」「女性の社会進出」「権利教育」の鋼材であると私は信じているのである。社会性に関しては、すでに挙げた通り。「女性の社会進出」ということになれば、当然に「女性」も「社会的な生きがい」が出てくる。もちろんそのことでもよいのであるが、本来、人間を動物と考えて子供を産むことができるのは、女性しかいない。その状況の中において、女性が「社会進出」や「社会的な生きがい」ばかりで「子供を産む」ことを失ってしまっては、基本的に子供を産むことはできない。もちろん、子育てと出産を分けて考えたとしても、子育てでも初期、つまり、母乳で子供に免疫を渡すところくらいまでは、基本的には女性が子育てをしなければならないであろう。その状況の中に「社会的なこと」を言われても、少子艦解決にはならないということになる。そのうえ「権利教育」だ。女性にも権利がある。はっきり言うが、子供を育てるということよりも「私も遊びたい」といい、「遊ぶ権利がある」などといい始めては子育てなどはできるはずがない。実際に、昨今の「子供を放置してパチンコをやっている」とか「浮気相手と遊びに行って子供を殺してしまう」などということになると、これは「権利」とかそういうものではない。
  そもそも「夫婦」には「子供を育てる義務」が存在するのであり、その義務を果たすことによって権利が生まれる。もちろん、体や病気に関して子供が埋めないなどの状況は別にして、通常の状況であれば、「子供を産んで育てる」ということは「ある程度普通」でなければならないのに、それに反する価値観が膨れることによって、少子化が進むのである。
  さて、その少子化に対して「スウェーデン」は「出生率」が1999年に1.5で最低となり、2010年には1.98と回復しているのである。ある意味で「価値観」だけではなく「制度」をしっかりと行うということになった。その一環の中に「セックス休憩」という価値観が出てくるのである。
「勤務中にセックス休憩を」市議が提案 スウェーデン
 【AFP=時事】スウェーデン国民は勤務中に自宅に戻ってパートナーと性交渉するために1時間の有給の休憩を取るべきだ――同国の地方議会議員が21日、こんな提案を議会に提出した。人間関係の向上がその狙いだという。
 スウェーデン北部オーベルトーネオ(Overtornea)市のペルエリック・ムスコス(Per-Erik Muskos)市議(42)は、提案書を提出した後にAFPの取材に応じ、「性交渉が健康に良いことを示す研究結果がある」と語った。
 現代社会ではカップルが一緒に過ごす時間が不十分だとムスコス氏は主張し、今回の提案はカップルが「より良い関係を築く」ためのものだと説明した。
 ムスコス氏はまた、従業員が休憩時間をパートナーや配偶者と過ごすこと以外に使っていないかどうかを確かめる手段はないため、雇用主は彼らを信頼する必要があると指摘。その上で、今回の提案が議会を通過しない「理由は見当たらない」と述べた。
 フランスの経済観測センター(Coe-Rexecode)の調査によると、スウェーデンの常勤者の2015年の年間平均労働時間は1685時間で、欧州ではフィンランド、フランスに次いで少ない。英国は1900時間、ドイツは1847時間となっている。
【翻訳編集】AFPBB News
2017年2月22日 14時40分 AFPBB News
http://news.livedoor.com/article/detail/12707144/
 スウェーデンでは、男女機会均等から出発した家族政策や女性解放政策によって、結果として少子化を食い止めたのだ。はっきり言って私の考えとは全く異なるアプローチをしたといって過言ではない。ある意味で、「女性解放」「男女機会均等」ということは、女性そのものが、社会に進出し、なおかつ権利を主張しているという状況である。私の上記の論を、自分のブログで否定しなければならないのであるが、しかし、スウェーデンはそれで成功している。
  では、その成功の秘訣は何か。
  それがサムボ(事実婚、同棲)制度である。サムボとは、登録している住所を同じくし、継続して共同生活を営み、性的関係をもつカップルの事である。といえば、当たりは非常に柔らかいが、ある意味で「お試し婚」という制度だ。
  内閣府の「国民生活白書」から、「補論2 海外における結婚と子育て」の中の「スウェーデン」の項をそのまま抜粋する。
『スウェーデンでも、ほかの先進国と同様に少子化問題に早くから取り組んできた。1960年代から70年代にかけて、女性の高学歴化による結婚や出産の先延ばし現象など、我が国と同様の原因で少子化が進んでいたにもかかわらず、80年代半ばから出生率は上昇に転じ、その後いったんは低下したものの2003年には1.71まで回復している。
 スウェーデンにおいては、同じ住所に同棲(サムボ)し、それを継続して共同生活を送っている非法律婚のカップルについて、住居・家財の分与のルールなどを取り決めた「サムボ法」が87年に成立し、88年に施行されている。このサムボ法では、非法律婚のカップルが共同で継続的に生活を行い、共同で財産を管理し家計を維持していくことについて定めている。この法律が施行されて以来、スウェーデンでは、法律婚カップルのうち9割がサムボを経て結婚しているという特徴が見られる(内閣府経済社会総合研究所編「スウェーデン家庭生活調査」(2004年))。また、法律婚を決意したサムボカップルに、その理由を訊いたところ、「愛情が確認できたから」を挙げる割合が高い(32.5%)ことから、サムボが法律婚へ向かう助走の役割を果たし、いわば「お試し婚」として役立つ制度になっている』<以上抜粋>
  まあ、要するにお試し結婚ができ、なおかつ子供ができても社会的に保護する制度ができているというのである。
  もっと言ってしまえば「女性の社会進出」と「少子化」を両立させるために、「貞操観念」をなくし、それを法律の概念からなくしたということになる。ある意味で「お試し婚」があるのだから「処女神話」はなくなってしまうということになるのだ。まあ、そのほかにも男性が産休を取りやすくなっているなどあるが、やはり「貞操観念」が緩和され、「お試し婚でうまくいかなくても対がある」という感覚になる。
  そして、その「お試し婚」の「進化形」が「セックス休憩」であるラブホテルの「ご休憩」ではなく、社会的に「勤務時間中にセックスのために休憩をとってよい」というのであるから、かなり思い切った議論ではないか。
  しかし、ある意味で「少子化」に対して「もよおした時にすぐにできる」という制度は、なかなか良いのかもしれない。どうせ「子供は社会で育てる」などというのであれば、そこまで思い切ってもよいのかもしれない。ある意味で「貞操観念」を重視するのか、あるいは「女性の権利」を重視するのかということの「究極の選択」である。
  あなたはどちらを選択しますか。

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