« マスコミ批判に関する一考(339) 「森友学園一色」となったマスコミが、国民から見放される理由 | トップページ | 日本の周辺が大変なことに!日本をめぐる外交危険とその外交を全く議論しない国会 »

「反対しかできない政党」「批判しかできない政党」に時代錯誤的に逆戻りした民進党の「ブーメランが刺さっても感じない不感症政党」という耐えられない軽さ

「反対しかできない政党」「批判しかできない政党」に時代錯誤的に逆戻りした民進党の「ブーメランが刺さっても感じない不感症政党」という耐えられない軽さ
 二大政党制ということが言われたのは、いつ頃であっただろうか。結局当時の小沢一郎氏と河野洋平氏によって強力に推進されたのが「アメリカのような二大政党制」であり「政権交代可能な政治」ということであったはずだ。まあ、その辺をネットから引用してみよう。
  知恵蔵の解説「二大政党制」
 政党の数に注目して政党システムを分類することにはあまり意味はない。ある程度政策的な基軸を持ち、数の上でも政権の主軸となれる政党が2つ存在することが、二大政党制の要件である。多党制で連立政権が常態化しているドイツや北欧の国々でも、政権を担いうる左右の主軸政党ははっきりしている。これを二極的政党システムと呼ぶ。二大(二極)政党制は、19世紀以来の階級対立に起源を持っている。政策的対立軸が曖昧になったといわれる今日でも、各政党の固有の支持基盤、政策的志向性は保たれている。日本では、1990年代以来、一党優位体制の克服、政権交代可能なシステムの確立が叫ばれる中、二大政党制の必要がいわれている。しかし、日本においては自民党に対抗する民主党も非自民という共通項しかない雑居政党である。したがって、数の上で拮抗しても、対立の構図が明確になっていない。小選挙区制は少数政党を淘汰するため、二大政党化の傾向は続くと思われるが、国民に有意義な選択肢を提供するためには、政党の基軸を明確にすることが必要である。
(山口二郎 北海道大学教授 / 2007年)
 あの、山口二郎先生の解説であるから、まあ、左翼の人々もこのように書かれてもあっマリオ来れない。「日本においては自民党に対抗する民主党も非自民という共通項しかない雑居政党である。したがって、数の上で拮抗しても、対立の構図が明確になっていない。」<上記より抜粋>まあ、いいえて妙である。単なる左翼主義者ではなく現状が見えているようである
  さて、これ等に関して、そもそも「二大政党制が必要なのか」という議論もあるが、同時に「野党の質が悪すぎる」山口先生の解説によれば「雑居政党」が、より際立ってきたのが、現在の民進党である。政策もろくに出すことはできないし、反対を射ても結局ブーメランで戻ってくる。
  最近では、私は「ブーメラン政党」ではなく「ブーメランが刺さっても感じない不感症政党」と呼んでいるが、その政党が、結党一年になったらっしい。
民進、低迷の1年…合流効果ほとんど見られず
 民進党は27日、結党1年を迎える。
 政権交代可能な勢力の結集を目指し、民主党と維新の党が合流して発足したが、支持率低迷にあえいでいる。7月には蓮舫代表体制となってから初めての大型選挙となる東京都議選を迎えるが、公認候補の流出が相次ぐなど試練が続いている。
 「内閣支持率が下がってきて、チャンスは出てきた。こういう時に、(民進党が)政権を担える力を持っているという認識が広がるよう頑張っていかなければいけない」
 野田幹事長は26日、新潟県新発田市内で結党1年にあたっての意気込みを語った。その上で、「政権を取ったら何をやるか、明確に国民に伝わるようにする」と強調した。
 ただ、民進党を取り巻く環境は厳しい。読売新聞社が3月18~19日に実施した全国世論調査で、内閣支持率は前月比10ポイント減の56%だったものの、民進党の政党支持率はわずか1ポイント増の7%。結党後1年の支持率はおおむね10%を割り込んだままで、合流効果はほとんど見られない。
 
読売新聞  20170327
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170327-OYT1T50042.html
蓮舫代表 辻元氏の森友問題報道にガセネタ反論も党勢回復せず
 民進党の蓮舫代表(49)は30日、学校法人「森友学園」(大阪市)を巡る問題で、産経新聞が同党の辻元清美衆院議員(56)に関し「新たな3つの疑惑」(28日付)と伝えた報道を「ガセネタだ!」と痛烈反論した。
 辻元氏は、自民党が公表した籠池泰典理事長(64)の妻、諄子氏と安倍晋三首相(62)の昭恵夫人(54)とのメールのやりとりに何度も名前が登場。同紙の報道を受け、塚本幼稚園に侵入したとする記述や自身が送り込んだという作業員などについて「一切ない」(辻元氏)と全面否定した。
 この件では安倍首相は参院決算委員会(28日)で「辻元さんは真っ向から(メールの中身を)否定した。だったら、これを証明しなくてはならない」と、辻元氏に説明責任を求めた。
 会見した蓮舫氏は「疑惑と報道した新聞社に対しては抗議文と法的措置も含めて今、対応を考えています。この記事のみにおいて国会で答弁される首相の器に私は極めて疑問を感じざるを得ません」と、安倍首相を非難した。
 民進党は、後半国会に入っても「森友学園」への国有地売却問題の追及を続けている。だが、マスコミ各社の世論調査では同党の支持率は微減、逆に安倍内閣の支持率が上昇という皮肉な結果を叩きつけられている。
 蓮舫氏は「総じて大きかったのは、森友に関する政府の説明が十分ではないという声が高かったように思う。(世論調査の)数字はマスコミの仕事なので解説したくない」と話した。
 民進党は、今月末に行われる民間企業のイベントに、蓮舫氏の国会追及をバーチャルリアリティー(VR)で疑似体験できる「VR蓮舫」の出展を決め、党勢回復につなげたい意向だ。
 同党参院議員は「蓮舫氏は代表就任から半年がたつ。提唱した提案型路線は成果が上がらない。森友学園の追及はわが党の調査力が乏しいことを露呈した。VRは捨て身の戦略で、効果があるのか…また裏目に出るのでは」と不安を明かした。
 
2017年3月31日 17時0分 東スポWeb
http://news.livedoor.com/article/detail/12874559/
 「合流効果がみられない」という話。
  まあ、当たり前である。上記の山口先生の定義のように「自民党に対抗する民主党も非自民という共通項しかない」ということは、つまり、「反自民という浮動票しか票田がない」ということであり、その内容は「批判票」でしかないということになる。何度も書いているが、「アンチ巨人軍」といえば、広島・中日・阪神・ヤクルト・DeNAの5球団の集合体となる。一見強いように見えるが、しかし、その集団が一つの方向に進もうとすると、つまり、巨人軍の優勝が無くなれば、残り五球団で優勝を争うということになるのであるから、当然に、5つに分裂してしまうことになるのである。はっきり言って、「巨人を優勝させない」という「アンチ巨人軍」の目的は、「残り四球団の献身的な犠牲」の上に成り立つものであり、友好的な内容ではないということになるのである。これでは話にならない。野球であれば「来年がある」ということいなるが、政治であれば、そのようなことは許されないのである。
  まさに「アンチ巨人」が「アンチ自民」になっているだけで、基本的に「維新の会」と「民進党」が一緒になっても、そこに社民党や共産党が一緒になっても、共通の政策がなければ、何の意味もないのである。そのことが全く分かっていない。そもそも民進党の中には、統一した政策が出てくるような状況もなく「保守」と「リベラリズム」「極左」が混在している状態であるといえる。
  このような状態で、「自分の意見が通る」ことなどはない。まともな人ならば「政策」に投票するので会って「反対行動」に投票するのではないことはわかるはずだ。逆い言えば、それくらいもわからないのが今の民進党なのである。
  その結果「蓮舫氏は代表就任から半年がたつ。提唱した提案型路線は成果が上がらない。森友学園の追及はわが党の調査力が乏しいことを露呈した。VRは捨て身の戦略で、効果があるのか…また裏目に出るのでは」と不安<上記より抜粋>という空気が蔓延する。
  民主党が政権をとったときは、基本的に「鳩山由紀夫」「小沢一郎」等「元自民党」が跋扈していた。そのために「穏健保守」「自民党分派」ということで保守層が一斉に民主党指示に流れたのである。しかし、残念ながら、仙谷由人や枝野幸男、菅直人といった「新左翼」といわれる極左から献金受けている人々の「革命思想」に流され、いつの間にか、政権が迷走することになったのである。
  現在、民進党はまさにその状況である。これでは笑いの種でしかないのである。

|

« マスコミ批判に関する一考(339) 「森友学園一色」となったマスコミが、国民から見放される理由 | トップページ | 日本の周辺が大変なことに!日本をめぐる外交危険とその外交を全く議論しない国会 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/115684/65102595

この記事へのトラックバック一覧です: 「反対しかできない政党」「批判しかできない政党」に時代錯誤的に逆戻りした民進党の「ブーメランが刺さっても感じない不感症政党」という耐えられない軽さ:

« マスコミ批判に関する一考(339) 「森友学園一色」となったマスコミが、国民から見放される理由 | トップページ | 日本の周辺が大変なことに!日本をめぐる外交危険とその外交を全く議論しない国会 »