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【土曜日のエロ】 アダルトグッズ見本市に人民解放軍が出展する中国の性事情

【土曜日のエロ】 アダルトグッズ見本市に人民解放軍が出展する中国の性事情
 以前、私がマイカルという会社で中国の大連市にホテルと店の運営と法務のために行っていたことは、すでにこのブログでも何回も取り上げている通りである。さて、その中国での経験であるが、当時の中国は、現在も同じであると思うが、すべての営業が「許可制」であり、自由な経済活動はできないという状態であった。現在何が変わったかといえば、単純に、中国の共産党幹部が資本家と同じように経済活動ができるようになったということが当時と変わっただけであり、もちろん細かいところは違っていると思うが、基本的な部分は全く変わっていない。
  その「許可」の条件に関しては、様々なところで日本とは全く異なる内容がある。まあ、国柄問うこともあるし、中国共産党の異常性と思うところもあるのだし、また共産主義という「私有財産制を認めない」という部分もその中に存在する。
  私の著書の中にもあるのだが、ホテルの個室の中には、盗聴器または盗撮カメラを仕掛けなければ営業許可がない。要するに、少なくとも当時から現在も営業しているホテルに関して言えば、基本的には、すべての部屋、つまり客室の中に盗聴器または盗撮カメラが仕掛けられているということになる。まあ、許可条件なのであるから仕方がない。これは、一応建前上は「室内の強盗などの捜査のため」という「警察の捜査権の延長」ということになっているが、まあ、共産主義的な他人に秘密を持たせないという姿勢と、私有財産制を認めないというイデオロギーから、個室の中といえども共産党の所有という感覚があるからに他ならない。私のいたホテルにおいても、カメラは当然のごとくつけられていた。その中で、有名な女優が止まっているときに「カメラを作動させてあとでビデオを持ってきてくれ」というような「官憲」からの要望があったことなど、さまざまな状況があるのだ。
  さて、もう一つの中に、「薬局」がある。実は一人っ子政策の影響から「薬局のショーケースの3分の1以上は、大人のおもちゃを展示しなければならない」という許可条件がある。まあ、一人っ子政策ということは子供を産んではいけないということであり、その場合に性欲を制御する方法として「大人のおもちゃ」を使うというのは、ある意味で合理性があるが、日本のような国から見るとあまりにも違和感のある内容であることは間違いがない。
  さて、今回はその延長線である。
上海アダルト見本市、人民解放軍が出展していたことも
 毎年4月、中国・上海を舞台に、世界中のアダルト産業が出展する大規模な見本市が開かれる。中国企業はもちろん、日本、米国、韓国、欧州など合わせて数百の企業が出展する一大イベントだ。在中国の編集記者で、数年にわたり同展を取材した初田宗久氏が会場の様子を報告する。(構成/横田徹:報道写真家・ジャーナリスト)
 * * *
 国際都市、上海で毎年4月に開催されるアダルトグッズ見本市は今年で14回目を迎える。東京ドーム2つ分の広大なスペースに世界中からアダルトグッズ関連企業が出展する世界最大規模の見本市だ。正式名称は「国際成人保健及生殖健康展覧会」。表向きポルノが禁じられている中国において、セックス見本市は「保健」や「健康」と“言い換え”られる。ともあれ、ここまで大量かつオープンに、性に関する展示が可能な場所はこうしたイベント以外にはない。
 会場内では欧米の洗練された意匠のアダルトグッズが並ぶブースも目を引くが、それよりも勢いがあり、かつ混沌とした雰囲気を醸しているのが中国企業のブースだ。
 中でも驚いたのは母、長女、末っ子と数体が揃った“セクシードール家族”のコーナー。身長が1m程度の末っ子セクシードールは、見ているだけで良心の呵責を感じずにいられない。
 アダルトグッズとは別に、性の“歴史展示”もある。ガラスケースの向こうには太古の遺跡から発掘されたらしい石像や彫像が並んでいる。男女が交わる様を象った石像には「最古の秘密の戯れの像(紀元前3500年)」と書かれたプレートが添えられている。真偽のほどは定かではない。
 セレブ向けには(豪華ではあるが実用性が低そうな)オープンカーを模したベッドや、オーダーメイドのアダルトマシンなどもある。その他、なぜか映画「ランボー」のシルベスター・スタローンが箱に描かれた精力薬まで。
 イベントステージでは、顔よりも大きな巨大サングラスに天使の翼を身につけた中国人キャンペーンガールがやる気なさそうに闊歩する。突っ込みどころ満載の、まるで「秘宝館」のような展示に自然と笑みがこぼれる。
 かつて同展を見学した友人によると、以前は人民解放軍もブースを出展していたという。彼の撮影した写真には、「包茎は諸刃の剣」と書かれた軍病院のポスターが写っている。
「諸刃の剣」? 中国人に聞くと、どうやら包茎には“長持ちするから良い”という考えがあるらしい。しかし、不潔になり病気のリスクも高まるため、包茎手術を奨めているのだ。
 お堅いイメージの軍がアダルトグッズ見本市に出展すること自体、日本人には理解しがたいが、これには訳がある。軍では1980年代以降に「自力更生」というシステムを導入し、公的予算に頼らず部隊ごとに予算を調達することが推奨された。病院以外にも一般向けの飲食店、宿泊施設など、各部隊が商業活動を行っている。包茎に悩む若者向けに、軍病院が出展していても不思議ではない。
※SAPIO2017年5月号
017年04月16日 16時00分 NEWSポストセブン
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12180-508476/
 さて、この記事に「一人っ子政策」に対する評論が全くなくなっている。現在その法律がんくなったことによるからなのであろうか。まあ、その辺は良い。要するに「軍」や「病院」という公的機関が「性」特に「一人遊びの自慰」などを推奨しているということになる。まあ、その方が子供が生まれなくてよいということになるのであるから、その辺のところは国家の道徳観にゃモラル、それに人権に対する考え方などがあるのではないか。
  私がいたころの中国では例えば「堕胎手術」などは、一人っ子政策の都合上かなり格安で行われる。確か1500円(当時100元)くらい、それも保険がない状態でその値段だからひどいものである。避妊手術に関しては、確か市政府から補助金が出たはずだ。そのために、避妊手術をした男女が「子供が生まれる心配がないから」というような形で乱れ切った性生活を送ったり、あるいは売春を行ったりということが多数あった。まあ戦争の当時にそのような文化がなかったとは思うが、基本的に中国人における貞操感覚というのはそのような感覚の中にある者であり、そのために「売春」や「慰安婦」ということに関する反応が、まったく問題がな。基本的に「慰安婦」ということで「補償が得られる」のと同時に「そのようなことをして恥」という感覚があるはずなのだが、貞操感覚がそのような状況では基本的にまったく「恥」の方の感覚がないので、「慰安婦の保証」つまり、「金儲け」にしかならないのである。欧米的な価値観で対処すること自体が大きな間違いなのかもしれない。
  さて、この「国際成人保健及生殖健康展覧会」という展示会は今年で14回目というが、実際にそのような内容の似たような内容はかなりさまざまに存在したということになる。14回ということは胡錦涛の一年目から行われているということであるが、私が大連にいたころは「江沢民」の時代であり、その時代にもすでに「3分の1以上大人のおもちゃを展示する」というような許可条件があったのだ。ではなぜこのような「国際展示会」が行われたのか。単純に、江沢民政権の最終期に、バイアグラが開発され、アメリカから輸入され、爆発的に流行する。当然に「偽物の国」である中国ではバイアグラの偽物がすぐに氾濫する。大連市の街角の薬局にバイアグラとその偽物というものが酢で60するくらい並んでいた。そのうえ「すべて本物」と書かれているのだから大笑いだ。そのような国において「胡錦涛の時代に無体財産権の条約」に加盟するために、性関連勝因に関しても、国際的な展示会を行う必要があった。しかし、そのことは「真似をするためのモデル」が展示されるだけであり、そこにモラルがないから「親子三人のラブドール」などが出てきてしまうのである。
  まあ、中国というのはそのような国だ。この「土曜日のエロ」にも様々な話題を、今年も提供してくれることを望む。

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