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【土曜日のエロ】 レイプ犯の性器切断というインド女性と南アジアの習慣

【土曜日のエロ】 レイプ犯の性器切断というインド女性と南アジアの習慣
 土曜日のエロである。まあ、エロというと、さまざまに言われることになるのであるが、そのエロを考える際に、前回(先週)は、「エロと婚姻」ということを考えてみた。まあ、はっきり言って「婚姻」すれば、「エロ」が正当化される。このエロの正当化を考えて、婚姻を偽装するということを中国の14歳の女性が行った三重婚で親が逮捕されるというようなことになったのである。
  まあ、基本的に「婚姻」しても「エロ」をしたいという損新庄はわからないでもない。当然に「ハーレム」という外来語があるが、日本にも大奥というようなものや妾というような言葉がある通り、男性にとって、多くの女性を侍らせるというのは、ある意味で男性の夢なのであろうと思う。イスラム教などにおいては、「四人まで妻を持ってよい」というようなところが少なくない。そのために、「妻」を多く持つころは、ある意味で権力と金銭の所長でもあると同時に、女性がさまざまな意味で、保護されているというような状況になってくる。ある意味で、「女性が保護される弱い立場」というのと、「婚姻」というのは、観念上リンクしているのであろう。
  その意味で「男女雇用機会均等法」などから始まり、男女差別が徐々に「女性の方が逆差別的に強くなってきている」というような状況の場合、徐々に婚姻の率が少なくなってきていて、そのために少子化が進行しているのではないか。そのような観点から考えると、「少子化」が進んでいる国において、共通しているのは女性の社会進出であり同時に、女性の社会的な地位の向上である。そして、そのような場合は、女性が夜に遊べる場所が多く、「健全」というか「エロくない」、というよりも「女性好みのエロさ」が味わえるナイトスポットが増えるということになる。
  この定義に合わせて考えてみれば、例えば、日本の場合、少子化が進んでいるが、同時に、女性の社会進出が進んでおり、そのことから「ホストクラブ」のような女性のスポットが増えてゆく。もちろん、ホストクラブは「女性が男性に対して金を払う場所」であるのと同時に、「エロい雰囲気による疑似恋愛はあっても、それ以上の関係は基本的には少ない」のであり「女性が買う、男性が売る売春クラブ」とは異なるのである。今のところ「女性用のソープランド」の良なところはないので、なおさら、「セックスレス」が深まり、少子化が進むのである。
  さて、では「女性が社会進出をしない社会」ではどのようになっているのであろうか。
襲撃男の性器切断=23歳女性が反撃-インド
 【ニューデリーAFP=時事】インド警察によると、南部ケララ州の州都トリバンドラムで19日夜、23歳の女子学生が自宅で自称宗教指導者の男(54)に乱暴されそうになり、男の性器をナイフで切り取って反撃した。
 男は病院に運ばれ、報道によれば緊急治療を受けた。容体は安定しているという。
 女性は両親と一緒に住んでいた。男は儀式を執り行うためにしばしば家に招かれ、泊まっていた。女性は、男から数年間にわたって繰り返し暴行を受けたと訴えている。男を信頼しきっていた両親は乱暴に気付かなかったという。
 
時事通信社(2017/05/20-23:09)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017052000668&g=int
 記事が短めなので、なかなか面白い。というのは、雉から様々なことを想像してしまうのである。もちろん「妄想」の域を出ないのであるが、その妄想の域を出ない状況がなかなか面白いのではないか。
  さて、まず女性が保護される存在である場合、つまりインドの場合は「カースト」ということがあるし、イスラムの場合は女性は戒律によって社会への進出、戒律が厳しいところでは、マララさんの事件でも明らかなように女性が教育を受けること自体が間違いというような状況になっている。
  そのような状況において、女性のささやかな抵抗は、実は「性器の切り取り」なのである。
  実際に、社会的な地位が存在し無い情勢において、女性は社会に対して何らかのことを訴える機能は存在し無い。基本的に「社会的な地位」がないことは、基本的には「社会に口がない」ということであるから訴えることはできないということになる。その場合、女性は「されるがまま」なのか、といえば必ずしもそうではない。基本的に、女性は「社会」ではないところでその復讐をすることができる。
  例えば、男尊女卑の考え方があった日本の江戸時代は「三行半」という制度と、同時に、「駆け込み寺」という制度があった。その制度が、まあ、日本全体でどれくらい広まっていたかということは別にしても、そのような制度が少なくとも将軍の威光によって制度化されているということはなかなか面白い。要するに、社会制度を乱すことはできないが、逆に社会制度を乱さない範囲で例外的なことを認めるということにつながるのである。
  さて、では東南アジアから南アジアに関しては、例えば「タイ」「ミャンマー」「マレーシアの一部」「スリランカ」「インド」などにおいては「相手の性器を切り取る」ということがみとめられている。現在で言えば、「傷害罪」であるが、しかし、基本的には「社会的な地位がない」ので「プライベートな空間での復讐を認める」等いうことになっている。
  タイに美容整形があるが、実は「男性性器の復元手術」の技術である。同時にそのまま情勢になってしまう人も多いので、ゲイが多いという「歴史」がある。もちろん現代につながるものではあるが、そのような「切ってしまう文化」があることが原因の一つである。
  さて、インドの話。その文化が当然にインドの中にもあり、「家庭内では女性上位」「社会では男性上位」というような状況になっている。家という感覚が存在しているから、そのようなことがある。女性の社会進出が広まると、その家とかそういう「集団単位」でのつながりが希薄になり、そのために、国家観が無くなってしまったり、あるいは、少子化に対して鈍感になってしまったりする。一方、インドの場合は「カースト」というように「階級がある」それは血筋で決まっていることから、当然に、家という集団が一つの単位となり、その家の中では女性が上位になる。そのために、家の中で性器を斬られてしまっても文句が言えない。
  そのために、そのような文化の中で、「外部の人間が家の中に入ってきて暴行をした場合」というのが今回の者であるが「女性の処罰」に関しては書かれていないのが特徴ではないか。
  男尊女卑というようなことを言われていても、文化を調べればそのようなことはいくらでもある。まあ、エロも、男尊女卑の世界では、女性が支配していたということになるのではないか。

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