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マスコミ批判に関する一考(348) 誤報・謝罪が相次ぐフジテレビのバラエティであるからといって間違いを発表報道てよいのかという取材力の欠如

マスコミ批判に関する一考(348) 誤報・謝罪が相次ぐフジテレビのバラエティであるからといって間違いを発表報道てよいのかという取材力の欠如
 バラエティ番組なのか報道番組なのかわからあくなっている者が少なくない。マスコミに詳しい人に聞いたところ「情報番組」というカテゴリーになるということである。基本的に、政治や経済など生活やイデオロギーなどに直結するものばかりではなく、そのほかの内容において、例えば店舗儒法やお買い得情報などを流す番組のことを言う。そのほかにも芸能情報やゴシップなども流すので、その辺のところがどのような解釈になるのかということもいろいろあるが、ニュースから、生活情報まで、さまざまなことを「ごった煮」のごとく、なんでも取り扱うという番組である。
  もちろん、情報番組であろうと、報道に関することに関しては「中立性・公平性」ということが重要になることは間違がない。もちろん、はっきり言えば、報道番組でなくても公平性中立性は当然のことであり、そのことは公共の電波を使っている以上、当然のことであるのと同時に、政治などに関して言えば、そのことによって民主主義の原則が崩され、政権や特定の政党に悪い印象がつくことなどを行ってはいけないということになるのである。
  しかし、一方で「店の宣伝」や「商品の宣伝」ということ、または地域の旅行情報などに関しては、必ずしも公平性が要件ということにはならないという状況になる。もちろん、競合関係にある場合、片方ばかりが宣伝されるということに関して、公平性の原則から考えておかしいのではないかというような感覚はあるが、しかし、一方で、民放各局がスポンサーによるコマーシャルで成立していることを考えれば、そのようなことは言っていられらにという経済状況が存在する。要するに「人気の番組」を作らなければならないし、同時に「スポンサー関連に関して都合のよい報道を行わなければスポンサー契約を切られてしまう」ということも考えられる。そのようなことを考えれば「テレビ局こそ忖度のたまり場」であり、何も政治や官僚ばかりではない。またある程度視聴者の側もそのことを認識いてみているのであって、その内容に関して「あるべき理想論」と「経済的現実論」との間で議論が分かれる部分である。
  しかし、その内容に関して考えてみれば、当然に「公平性」などは問題視されなく手も「情報番組である以上正確性は重要視される」ということは変わりがないのではないか。
松本人志「次に起きたら降りる」…「ワイドナショー」宮崎駿監督の引退発言“誤報”問題
 「ダウンタウン」の松本人志(53)が4日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜・前10時)で、28日に放送された同番組でスタジオジブリ・宮崎駿監督(76)が過去に発言したとされる「引退宣言」をまとめたフリップを誤用した問題で、次に同じ問題が起きた場合、番組を降板することを宣言した。
 番組冒頭で秋元優里アナウンサー(33)が今回の問題を謝罪。これを受けて松本は「スタッフの責任に丸投げするのは嫌なんですよ。信じてしゃべるしかないんですよ。知らんわっていうのは嫌いなので、今度、こういうことがあった時はワイドナショーを降りようと思っています。マジです」と断言した。MCの東野幸治(49)は「申し訳ありません」と謝罪していた。
 28日放送の番組では宮崎監督が新作を公開するたびに「引退のチャンス」などと発言していたと紹介。この内容は、かつてツイッターで「ネタツイート」として拡散されていたもので、放送直後からインターネット上で誤用が指摘されていた。
 同局は番組ホームページで「真偽を確認しないまま放送に至り、宮崎駿氏並びに関係者の皆様、視聴者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪していた。
6/4(日) 10:11配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170604-00000081-sph-ent
フジテレビがまた謝罪、「ガリガリ君」の実在していない味を紹介「ノンストップ!」
 6日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」(月~金曜・前9時50分)で赤城乳業(埼玉県深谷市)が発売する人気の氷菓「ガリガリ君」で実在していない味を番組内で紹介していたことが分かった。フジテレビは7日放送の同番組内で謝罪した。
 実在しない「ガリガリ君」を放送したのは、6日の同番組での「コレ知らないNO!」のコーナーで「ガリガリ君」の食感の秘密を追跡した場面だった。番組では今年で発売36年目を迎えた人気アイスで季節限定味が発売され品切れが続出していることを紹介。限定味を紹介する際の商品パッケージの画像で「スイカ」「九州みかん」に続き「火星ヤシ」が放送された。
 「火星ヤシ」は実在していない商品で、これを受けて7日の同番組内のニュースコーナーの最後に同局の渡辺和洋アナウンサー(41)が「ここでお詫びと訂正があります」と切り出し、「昨日の企画コーナー『コレ知らないNO!』のガリガリ君を特集したVTRの中で『ガリガリ君 火星ヤシ味』というアイスの画像を紹介しましたが、これは実在しないアイスの画像でした。こちらの確認不足でした。お詫びして訂正致します」と謝罪した。
 発売する赤城乳業はこの日、スポーツ報知の取材に6日の放送後にフジテレビから謝罪の連絡があったことを明らかにし「申し訳ございませんでした。すぐに謝罪して訂正します、とお話がありました」と同社。間違った放送をした経緯についての説明はなかったという。
 同社によると「ガリガリ君」はファンが架空の味を描いたパッケージをインターネット上にアップすることは、これまでもたびたび見られるという。今回の放送も、こうしたネットの画像を本物だと勘違いした可能性があるという。その上で同社は「こちらから、経緯をお聞きすることもいたしませんし、抗議することもありません」と話した。
 フジテレビでは5月28日に放送した「ワイドナショー」(日曜・前10時)でアニメ監督・宮崎駿氏(76)の引退をめぐる話題を取り上げた際、宮崎氏の過去の引退に関わる発言を、真偽を確認しないまま誤った内容を放送したとして謝罪している。
6/7(水) 11:47配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170607-00000102-sph-ent
 さて、今回挙げた記事は、「フジテレビ」における「情報番組」における「誤報」の記事二つである。
  あえて言わせていただけると、これは、ディレクターの完全なる「手抜き」でしかない。ある意味で「情報番組であって情動番組ではないから、手抜きの取材で構わない」というような甘えというか、基本駅には「いい加減な取材」の代償ということができる。
  基本的に、このような取材は、この記事の抜粋からその原因が明らかになる。
  同社によると「ガリガリ君」はファンが架空の味を描いたパッケージをインターネット上にアップすることは、これまでもたびたび見られるという。今回の放送も、こうしたネットの画像を本物だと勘違いした可能性があるという。<上記より抜粋>
  要するに、「適当にネットで情報を上げて。それを、確認もしないで掲載報道する」ということであり、「確認作業」などが全く行われていないということになるのではないか。その「確認もしないで掲載する」ということ「ネットで手軽に情報を収集する」という二つの行動が「マスコミ」つまり「公共の電波という国民の重要資産を使用いている」というような「重大な感覚ン欠如」が存在するのではないか。
  まさに、「ネット時代」であるから、起きることであるとは思うものの、同時に、「そのような簡単な確認もできない」という、現在の情報番組のスタッフの確認作業ができないくらいの「企業との関係性」があるということになるのではないか。
  さて、これが「これだけ」なのか、あるいは「氷山の一角」なのかということが最も大きな問題ではないか。実際に、宮崎駿の引退のところだけならば、まだわかるが、その後、ガリガリ君が出てきて「氷山の一角」ではないかというような、つまり、フジテレビの情報番組はすべて「正確性が薄い」「ネットが情報源であり、その確認作業もしていないような内容を報道している」ということになるのではないかという「疑い」が、視聴者の間に出てきてしまうのではないか。そのような「疑い」つまり「信用棄損」が出てきてしまえば、そのことによって、「マスコミ情報そのものの信用がなくなる」ということになるのではないかと考えらるのである。
  そして「いまだに自覚なく、そのような状況を繰り返している」ということが最大の問題なのではないかという気がしないでもならないのである。
  なお、今回は「フジテレビ」であるが、当然に視聴者は「他のテレビ局も」というような感覚になる。業界全体が情報があてにならないのではないかということが出てきてしまうし、また、ネットが情報源ならば、テレビなどに加工されたものではなく、ネットから直接見ればよいということになってしまう。つまり「テレビそのもの、マスコミそのものの存在意義をテレビ制作者が自ら壊してしまっている」ということに他ならないということになる。
  まあ、それだけマスコミは末期症状ということになるのではないか。

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