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根深いイギリスとロシアの対立の中にあるヨーロッパ情勢とその中に新造されるイギリス空母

根深いイギリスとロシアの対立の中にあるヨーロッパ情勢とその中に新造されるイギリス空母
 イギリスというのは、昔、第二次世界大戦までの期間、実は慧海最大の海軍国であった。イギリス海軍は関浅井教であり、各国がイギリス海軍を目指してしのぎを削った。スペイン無敵艦隊やロシアのバルチック艦隊もイギリスの艦隊をまねしているし、そのバルチック艦隊を打ち破った日本の東郷平八郎提督は、戊辰戦争の後イギリスにおいて船について学んでいる。その東郷平八郎が活躍した日露戦争のあと、ワシントン虞淑条約やロンドン軍縮条約などにおいて、日本の海軍力の比較ができるという異なる。まさに、日本は明治維新から40年で、世界第三位の海軍国になっており、軍事大国になっていたということになるのである。
  さて、イギリスは、その後も海軍国としての内容を作っている。まさに、「軍縮条約」によって削減が予定された戦艦と巡洋艦が出てきたために、イギリスは、空軍力を強化する。そのうえで、「世界初の航空母艦」というよりも「建造時から航空母艦として設計された航空母艦」がイギリスにおいて就航する。これが、後には軽空母として分類されることになる空母ハーミスである。
  実は空母ハーミスの前にも航空母艦はイギリスで就航している。アーガスは1914年にイタリアから発注された客船「コンテ・ロッソ(Conte Rosso)」としてグラスゴーで起工された。しかし進水前にイギリス海軍に買い取られ航空母艦として建造されることとなった。これが航空母艦としてはじめであるとされている。このアーガスは日本が見学し、その後鳳翔という空母の元になっている。
  さて、そのハーミスは、南太平洋における通称は海戦に従事していたところ、日本海軍に撃沈されているのである。ちなみに、日本海軍が戦争中に撃沈した唯一のいぎりっす空母がこのハーミスということになる。
  さて、このように「航空母艦先進国」であったイギリスが、いつの間にかアメリカやロシアにその座を奪われている。そのうえで、現在になりイギリスは最新型のクイーン・エリザベス級航空母艦を就航させた。2014年「クイーンエリザベス」が就航し、今後も建造予定である。
  さて、この航空母艦に関して、ロシアとの間で「口撃」が繰り広げられている。
英国の新空母は「手頃な標的」、ロシア国防省が嘲笑で反撃
【AFP=時事】英国の国防相がロシア唯一の空母「アドミラル・クズネツォフ」を「おんぼろ」と表現し、英国の新空母「クイーン・エリザベス」をロシア政府は「ちょっとしたうらやみ」の目で見つめるだろうと発言したことを受けて、ロシア国防省は29日、英国の新空母はロシア軍の「手頃な標的」にしかならないとあざけって反撃した。
 ロシア国防省は声明で、マイケル・ファロン英国防相の発言は「尊大」だと非難。同省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官は、「海軍についての知識不足を露呈するもの」と述べた。
 またコナシェンコフ報道官は、「対空、対潜水艦用ミサイル、さらには対艦艇用「グラニート」ミサイルも装備したアドミラル・クズネツォフとは異なり、英国の空母はただ巨大なだけで海上の手頃な標的にすぎない」と指摘し、「この点を踏まえると、開放水域でやたらとその『美しい』姿をさらさない方が、英国海軍の利益になる」とけん制した。
 26日に初の試験航海に出発したクイーン・エリザベスは排水量6万5000トン、全長280メートルを誇る英国史上最大・最強の軍艦で、総建造費は30億ポンド(約4300億円)だという。
20170626  【翻訳編集】AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3133915
 クィーンエリザベスは、個艦要員767名、航空要員610名、司令部要員95名。基準排水量45,000トン満載排水量67,669トン。F-35Bとヘリコプターを計48機搭載予定である。
  イギリス最大の航空母艦であり、これまでは、イギリス海軍のヘリコプター揚陸艦「オーシャン」しかなく、それ以前はインヴィンシブル級航空母艦の中で最後まで現役にあったイラストリアス(2代目)が2014年まで就航していた。それに代わる航空母艦としてクィーンエリザベスが就航した。
  そもそも、イギリスはフォークランド紛争後、イギリス海軍は、ノルウェーなどNATOの北部正面でのコミットメント等を勘案し、イギリス海兵隊1個コマンドー旅団を揚陸しうる能力の保持を決定し、所要戦力として、ヘリコプター揚陸艦(LPH)2隻、ドック型揚陸艦(LPD)2隻、支援揚陸艦(LSL)6隻が策定された。しかし、財政難などからそれに遠く及ばない状況になったのだ。
  さてこの空母に対して、ロシアはさっそく「クレーム」をつけた。まあ、それ以前に、英国の国防相がロシア唯一の空母「アドミラル・クズネツォフ」を「おんぼろ」と表現し、英国の新空母「クイーン・エリザベス」をロシア政府は「ちょっとしたうらやみ」の目で見つめるだろうと発言した。これに対して、ロシアのコナシェンコフ報道官は、「対空、対潜水艦用ミサイル、さらには対艦艇用「グラニート」ミサイルも装備したアドミラル・クズネツォフとは異なり、英国の空母はただ巨大なだけで海上の手頃な標的にすぎない」と指摘し、「この点を踏まえると、開放水域でやたらとその『美しい』姿をさらさない方が、英国海軍の利益になる」とけん制<上記より抜粋>
  まあ、軍事的な内容に関しては、中国がやっているのもロシアがやっているのも同じであり、そのような外交的なことを言うことによって、相手の士気をくじくというようなことしかしない。まあ、口汚く罵れば罵るほど、相手のことを「畏れている」ととらえるものであるが、今回のロシアの報道官の発言は「イギリスに強大な軍事力ができれば、ロシア本土からスコットランド北洋を抜けて太平洋に出る航路がふさがれる」というようなことが言えるのではないか。そのような「地政学的な問題」があり、そのために、その地政学的な内容をいかに大きく宣伝するかということが問題になっている。この空母に関してのみそのことを言うということは、単純に、今回の航空っ母艦をロシアが脅威に感じているということにすぎず、そのことは、イギリスの戦略が間違っていなかったということになるのである。
  まあ、上記の空母だけではなく、イギリスの伝統的な海軍の指導力があれば、そのような状況になるのではなかろうか。そのことをいかに考えるんか。っして今後のヨーロッパ情勢にどのように影響するのかということを考えなければならないのかもしれない。

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