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「こんな人たちに負けるわけにいかない」の「こんな人たち」とはいったい何者なのか?そしてこれを擁護する「民主主義否定者」たちの妄言

「こんな人たちに負けるわけにいかない」の「こんな人たち」とはいったい何者なのか?そしてこれを擁護する「民主主義否定者」たちの妄言
 まず、今回は選挙期間中のこと出るから、「日本における法律」を考えてみよう。つまり「公職選挙法」である。今回のことに関係がある法律条文をそのまま抜き出してみる。
(選挙の自由妨害罪)
第二百二十五条  選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。
一  選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき。
二  交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。
三  選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者若しくは当選人又はその関係のある社寺、学校、会社、組合、市町村等に対する用水、小作、債権、寄附その他特殊の利害関係を利用して選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人を威迫したとき。
 <以上公職選挙法225条>
 
  さて、わざと一行開けてみたが、そもそも「民主主義」とは「その国の国民もしくはその国において参政権を持つすべての人が、一人一人の良心に従い、自分の自由意志で政治的な内容や政策を判断し、意思表示を行って政治の方向性を決めること」が主軸になっている。そこに「自由意志」が阻害されたり、あるいは、「偏向した情報提供によって参政権者の自由意志が阻害されること」は、基本的に「民主主義への挑戦」であり「民主主義への重大な違反」であるということになる。
  さて、具体的には、議会の代議員選挙において「性別や納税額などによって差別されない普通選挙」が必要であり、その意味において「一党独裁である中華人民共和国や朝鮮民主主義人民共和国は民主主義ではない」ということになる。また、「一般の人々が各候補者の意見を聞く権利」を阻害することも、当然に民主主義に大l菊違反する行為である。上記に抜き出した「公職選挙法」はそのことを「選挙の自由妨害罪」として「四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金」という刑罰を設けているのである。
安倍首相「こんな人たち」発言でスタジオの見解分かれる 「選挙は勝ち負け」と田崎史郎氏
 自民党が惨敗した先の東京都議選中、応援演説を行った安倍首相が聴衆の一部から「やめろ」などのコールを浴びて、「こんな人たちに負けるわけにいかない」などと発言したことが波紋を広げているそうだ。
 「党内からもこの言い方はちょっと」(羽鳥慎一キャスター)との声があるそうで、今朝(2017年7月6日)の「モーニングショー」のスタジオでもコメンテーターから批判が続出。ゲスト出演した田崎史郎・時事通信特別解説委員と、見解が分かれた。
 「安倍総理は選挙妨害だと解釈されたんだと思うが、総理である以上、あそこでもっと冷静に対応してほしかった。極端な考えと極端な考えがぶつかると、民主主義で大事な多様性がなくなってしまう。もともと今回の衝突の原因に、政権内のゆるみと言われるようなことがあったのは事実。それにも関わらず、有権者にこんな人たちと言ったのは、総理として多様性や民主主義を軽んじていたんじゃないか。悲しいものを見たと思った」(「モーニングショー」コメンテーターの高木美保)
 「あそこで安倍さんやめろと言ってた人たちに多様性はあったんですか」(田﨑)
 「総理として、極端に対して、極端で返すような言い方をしてほしくなかった。もうちょっと冷静に対応してほしかった」(高木)
 「総理は『負けるわけにはいけない』と言ったが、『負ける』というのは勝ち負け。勝ち負けってことは敵、味方なんですよ。『こんな人たち』は敵なんですね。敵だと思ってる人だって国民なんだから、その人たちを自分たちのほうに向けさせる力量がなかったら政治家としてダメじゃないですか」(「モーニングショー」コメンテーターでテレビ朝日解説委員の玉川徹)
 「都議選中の発言ですよね。選挙、戦ってるワケだから、こういうときの演説っていうのは勝ち負けって表現してしまうわけですよ。それは各政党、おんなじですよ」(田﨑)
J-CAST ニュース20170706
https://www.j-cast.com/tv/2017/07/06302555.html
 さて、本件に関して、公職選挙法に違反しているという状況において「法律違反者」を「多様性」ということでくくってよいのか?
  「有権者にこんな人たちと言ったのは、総理として多様性や民主主義を軽んじていたんじゃないか。」(高木美保)
  「敵だと思ってる人だって国民なんだから、その人たちを自分たちのほうに向けさせる力量がなかったら政治家としてダメじゃないですか」(「モーニングショー」コメンテーターでテレビ朝日解説委員の玉川徹)
  <いずれも上記より抜粋>
  はっきり言うが、この高木美保という人と、玉川という人は「公職選挙法違反者を擁護」するものであり、同時に「安倍首相や自民党の候補の意見を聞きたい人を妨害する、民主主義の大原則に違反する極悪人」ということになる。もっと言えば「国民主権・民主主義」を規定し、不変の理念とした「日本国憲法に大きく違反する内容」を「公共の電波で流し、民主主義の根幹である自由意志をゆがめる工作をした」という人々であって、とても看過できるものではないということになる。
  まさに、彼らが行っていることは「民主主義を破壊する工作」であり「共産主義革命的な違法行為」である。これらの構成員が所属する団体のいくつか及び政党が「破壊活動防止法指定団体」になっていることは、すでに周知の事実であるが、実際に、憲法に違反し、民主主義を破壊し、なおかつそのような工作を行っていることそのものが最も大きな問題であり、それを公共の電波で流していること自体が大きな問題なのである。
  たんじゅんに「テレビ放送に関する法律や法令」において、これ等内容及び、このテレビ局自体を処罰することが強く望まれるばかりではなく、これらの人々を、「重大な民主主義に違反する行為」及び「公職選挙法違反」として処罰すべきであると考える。
  皆さんはどうお考えだろうか。そのような民主主義を破壊するテレビ局はいらないと、声を上げるべき時ではないのではないか?

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コメント

結局現政権に苛立ちを抱える人達が非常識な行動をしているから、「こんな人達」と言われる。やっている事が非常識だから視聴率稼ぎネタでマスゴミに取り上げられる。表現の自由を言いながらも善悪の区別が出来ず、あぐらをかいているようにしか見えない。
時事情報番組にタレントとか起用しているマスゴミの方にも問題がある。それにタイトルが違うだけで内容は同じような番組ばかりに見える。だからマスゴミの質は段々下がり、左翼は劣化している。だが自身は気づいていないだろう。
かつてのフジテレビデモが起きたら喜んで参加したいな。

投稿: ぱよくきは | 2017年7月12日 (水) 17時59分

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