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女性進出というけれど政治の世界では女性の辞任が大きく報じられるということはなぜ起きているのか

女性進出というけれど政治の世界では女性の辞任が大きく報じられるということはなぜ起きているのか
 男女平等ということが我て久しい。しかし、何度聞いても「男女は平等ではない」と思ってしまうことが少なくない。本来「男女」というのは、「違うことを認め合う」ことが筆意用であって、「平等な扱いをすること」が良いこととは思わないのであるがいかがであろうか。
  さて、政治の世界では、一つの要望として「日本を背負える人」つまり「有能な人材」が政治恩世界で活躍してほしいということが、国民の願いであって、そのことに関して「男性だから」「女性だから」というような性別は一切関係ないのではないかというような気がしてならない。勿論、「性別に関係すること」が必要な大臣などであれば、女性特有の意見を聞かなければならないと異様なことがあるのかもしれない。しかし、大体の場合、政治が国民に対して平等であるという以上、制作に関しても、そのほとんどは男女という性別には関係がないというのが本来の姿ではないのか。
  子宮頸がんワクチンに関しては、確かに女性だけかなというような気がしないでもないが、しかし、そもそも少子化という政策課題であれば、男性も女性も双方がいなければ子供はできないし、また、子供を育てるのも男親と女親が必要ではないか。そのように考えれば「共同で行う」という「家族の姿」をしっかりと作り出すことが重要なのである。
  何も女性を差別するというのでは名k、「男性と女性は違う」ということをしっかりと人間全体が認識するということが必要なのではないかという気がしてならないのである。
  それにもかかわらず、政治の世界では、なぜか、「女性の議員の割合」とか「女性の大臣の割合」というようなことがいわれ、安倍内閣になってからは「女性大臣枠」というものがあるかのように言われているのである。
  もう一度言う。国民は、「有能ではないが女性」と「適性を持った男性」では、当然に適性を持った男性の起用を望んでいるのである。しかし、「女性の登用が少ない」などのことを言うマスコミがあり、単純に性別で大臣の割合などを分ける。そのこと自体がナンセンスである。
  その結果が、これである。
  先週、民進党の蓮舫代表、そして稲田朋美防衛大臣、双方女性の政治家がその役職を辞任した。まあ、ある意味で「女性枠」という感じで上がったり、「女性だから人気がある」というような感じではないか。そのことで本質が見てしまっての終わり方であったかのように見える。
【蓮舫代表辞意】「なぜ今か」「投げ出した印象…」 関西の民進党関係者、嘆きと憤り
 民進党の蓮舫代表が27日午後の記者会見で、代表を辞任する意向を表明した。
 「いったん引いて新しい執行部に率いてもらうのが最善だと考えた。東京都議選を通じて自身の足らざる部分に気付いた。統率する力が私には不足していた」。蓮舫氏は辞任の理由についてこう述べたが、突然の辞意表明に、関西の同党関係者からは嘆きや憤りの声が漏れた。
 「与党がこれだけ追い込まれている状況で『なぜ今なのか』という気持ちはある」。民進党大阪府連の木畑匡(きばた・ただし)幹事長は、党トップの辞意表明に対する受け止めを語るとともに、「蓮舫さんは特攻隊長として切り込む強さはあったが、党運営に深く関わってきた人ではなく、その点で苦戦されたのでは」と分析した。
 30日には大阪市内で大阪府連の定期大会が開かれ、蓮舫氏も出席する予定になっている。「まさに寝耳に水。どうなっているのか」。別の府連幹部は驚きを隠さず、「体制を一新すると思っていただけに、投げ出したような印象を与えかねない」と嘆いた。
 自民党と日本維新の会がにらみ合う大阪で、民進党は前身の民主党として臨んだ平成26年の衆院選で5人しか候補を擁立できず、小選挙区での勝利は1人。昨夏の参院選でも現職が落選するなど党勢の落ち込みが激しい。
 「大阪が全国で一番厳しい状況であることに変わりはない」。木畑氏は、新執行部に対して「日々汗をかいている地方議員が戦いやすい環境をつくってもらいたい」と注文をつけた。
 一方、民進党京都府連の隠塚(おんづか)功幹事長は「党内外から『解党的出直しを』との指摘もあった中で、執行部刷新だけでは収まりきらなかったのだろう」と推察。ただ、この時期の辞任については「加計(学園)問題など重大な問題が山積し、攻めている状況の中で足元が揺らいでいるのはどうか」と苦言を呈した。
 また、民進党兵庫県連の向山(むこやま)好一幹事長も「政権の支持率が急落している中で党勢を強めていかなければならないときに、党本部がバタバタしてもらっては困る」と憤った。
 
2017年7月27日 21時17分 産経新聞
http://news.livedoor.com/article/detail/13395664/
「辞任は当然」「遅い」=稲田防衛相に厳しい声
 稲田朋美防衛相の突然の辞意が伝えられた27日夜。JR新宿駅(東京都新宿区)近くでは、「辞任は当然」との声が上がった。帰宅途中の会社員栗村悟さん(53)は「都議選の応援演説や森友問題での失言などトラブル続きで信用を失っていた。辞任は遅いぐらいだ」と強調。「これだけ批判が出ているにもかかわらず、内閣として早めに手を打たなかったことが支持率低下に表れているのでは」と突き放した。
 会社員小杉夏美さん(39)は「発言内容が変わったりして、大臣の責任を感じられない。辞めるのは仕方がない」。女性活躍を掲げる安倍内閣の看板大臣の辞意に、「女性政治家全体のイメージまで下がらないといいが」と不安を口にした。
 仕事を終えたサラリーマンらでにぎわうJR新橋駅(同港区)前では、稲田氏の辞意を知らせる新聞の号外が配られた。
 知人と待ち合わせをしていた千葉市の男性会社員(34)は「メディアに出る姿がうそくさかった」と厳しいコメント。台東区に住む寺門邦次さん(75)は、都議選での失言を念頭に「法律を守ることが原則なのに、基本的なことが欠けている」とあきれた様子だった。 
2017年07月27日 22時18分 時事通信
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12145-2017072701318/
 順番に行こう。そもそも稲田防衛大臣に関しては、大臣という職務と稲田議員の徳分野が合致しているのかということが大きな問題だ。稲田大臣は、「一言居士」的に物事をズバズバ話し、そのうえで、自民党が野党の時の「攻撃力」には定評がある。野党から与党に対して門を言う場合には「あるべキ論」つまり「理想論」を話せばよいのであって、基本的に「妥協論」や「調整論」はいらない。しかし大臣というのはいろいろな考え方をする、官僚という名の部下が必要なのであり、その意味において「理想論」だけで物事を進めることはできないのである。特に防衛大臣のように「制服組」と「背広組」があり、その調整役も兼務しなければならない大臣職の場合に「理想論での攻撃型」大臣ではうまくゆくはずがない。特に、稲田大臣は、「防御」と「マネジメント」は不得意である。そのことは、当然に、理想論が頭の中にあり攻撃型である人の特徴であるといえる。そのような人物が大臣では、さまざまな不協和音が出てきてしまうのではないか。
  蓮舫も同様である。勿論、蓮舫の場合は「野党の代表」であることから、当然に、「理想論」「攻撃型」でも問題はない。しかし「攻撃型」であるとしても党内のマネジメントは必要であるし、また、理想を調整しなければならないということになる。もっと単純に言えば、「攻撃」にも様々あり「戦略型」「将軍型」「切り込み隊長型」とあるが、その中で「切り込み隊長型」が、戦闘にたってしまってはついてゆけない人がたくさん出てきてしまう。そのように考えれば、当然に現在の党内がうまく進むはずがない。多少切り込み隊長として目立っても、それが大将になれる器ではないということが十分に言えるのである。
  ではなぜこのような人選ができてしまったのか。一つには「テレビ的な人選」つまり、「メディアで目立つこと」が重要視されてしまう。その場合は切り込み隊長のように、まっすぐあるべき論で物事を話す人が、最も注目されてしまい、その人のマネジメント能力などが全く無視されてしまうということになるのである。そのうえで、メディアが持ち上げてしまうので、多くの国民も「他の能力があるかのように錯覚する」ということになる。場合によっては「多くの国民」だけではなく「本人」も錯覚してしまう可能性があるのである。これでは話にならない。
  そのうえで「女性」ということを強調し、「女性初の」などというような話をさまざまに出してくれば、このような状況になってしまうのである。結局メディア酔って踊らされて、そのまま「飽きたから切られる」というような状況になってしまっている。
  さて、今回あえて言いたいのは「このようなメディアに乗せられている間は、女性のトップはあり得ない」つまり、「女性と男性が平等にはならない」ということではないか。女性だからということではなく、是非大臣や代表の地位を男女関係なく実力で勝ち取ってもらいたいものである。そもそも「女性枠」などといわれまたは「女性初」などといわれて喜んでいるようではだめで、女性初といわれて「女性扱いをするな」と怒るような人でなければうまくゆかないのではないか。
  社会や、会社の政界ではなく、あえて政治の世界では、国民の生活が懸かっているだけに、「国民の負託にこたえられる人」を人選してもらいたいものである。

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