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北朝鮮のミサイルばかりを注目している中でイギリスでISの爆破テロが起きるという相関関係

北朝鮮のミサイルばかりを注目している中でイギリスでISの爆破テロが起きるという相関関係
 日本では北朝鮮のミサイルの話題ばかりだ。もちろん、日本に近く日本の上空をミサイルが飛んでゆくのであるから、当然に優先されるニュースと思う。同様に、先週末は台風のニュースが多かった。どちらのニュースに関しても、基本的には、日本の国民にとっ安否の危険があり、当然にニュースとして優先されるべき問題であるということになる。そのために、この二つのニュースが優先されるということは十分に理解される話であることは間違いがない。
  これに対して不倫とかスキャンダルとか、政治資金の問題とか、これは与党も野党も含めて、たいして大きなことではない。基本的に、それらのニュースをここぞとばかりに流している日本は、外国から見れば「なんて平和ボケをした国だろう」と笑われているのである。このような状況では、マスコミのセンスの無さによって、日本が恥をかいているのである。
  なぜならば、このように政治資金の問題やスキャンダルをやっている間も、世界ではテロが発生し、内戦があり、そして多くの人の命が失われているのである。そのうえ、そこには日本人がいるかもしれずまた、潜在的に日本人が危険にさらされているということになるのである。
  というのは、9月15日に、ロンドンで爆破テロが起きている。実際にロンドンに多くの日本人が住んでいるし出張で言っているにも関わらず、そのニュースは少ない。イラク南部ナジャフ内外で発生して200人近い死傷者を出した3連続爆弾・銃撃テロ事件、その翌日に英国で発生し地下鉄爆破テロ事件、フランスのパリで同日に発生した警察官襲撃テロ事件、イラク国内クルド自治区での独立を問う住民投票を巡るバグダッドとの軋轢、スペイン国内カタロニア地方での独立を問う住民投票を巡るマドリッドとの軋轢、ロシア軍による東欧国境地域での大規模軍事訓練日程でNATOとの間で一気に高まる軍事的危機、ミャンマーから大量にバングラデシュ等に流入しているイスラム教徒ロヒンギャ難民問題、米国南東部・カリブ海地域のほぼ全域で壊滅的打撃を与えたハリケーン「アーマ(イルマ)」問題。押してロシアはクルドに爆撃を加えている。
  この状況を見ながら何も報道しないのが、「グローバルを目指す先進七カ国の報道機関」なのであろうか。
ロンドン地下鉄で爆弾テロ=22人負傷、朝の混雑時
 【ロンドン時事】英ロンドンの地下鉄車内で15日午前8時20分(日本時間午後4時20分)ごろ、爆発があり、保健当局によると22人が負傷し、うち18人が病院に搬送された。警察は「手製の爆発装置によるものだ」と発表、爆弾テロ事件とみて捜査を開始したことを明らかにした。駅は閉鎖され、多数の消防車や警察車両が対応に当たった。
 現場はロンドン中心部から南西にあるパーソンズ・グリーン駅。報道によると、車内に置かれた白いプラスチック製のバケツのような容器の中身が突然燃えたという。近くにいた人々が顔や足にやけどを負った。容器からはワイヤらしきものが数本出ていた。BBC放送は、タイマー付きだった可能性があると報じた。
 発生時は朝のラッシュアワーで、車両には多数の通勤客らが乗車していた。目撃者によると、大きな爆発音が聞こえた後、煙が上がったという。人々は一斉に外に逃げ出し、パニック状態になった。病院に運ばれた18人は全員、命に別条はないという。
 在英日本大使館によると、日本人が巻き込まれたという情報はない。メイ首相は声明で「被害者に心を寄せている」と述べた上で、15日中に緊急治安閣僚会議を開き、事件への対応を協議すると表明した。
 
時事通信社(2017/09/15-21:21)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091501118&g=int
ロンドンテロ「殉教者の分隊が実行」 ISが声明
 【ロンドン=阿部伸哉】ロンドン南西部で十五日、通勤ラッシュ時の地下鉄車内で爆発があったテロ事件で、過激派組織「イスラム国」(IS)は同日、系列のアマク通信を通じて「殉教者の分隊が実行した」と主張する声明を出した。メイ首相は、テロ警戒レベルを五段階中最高の「危機的」に引き上げ、警察と軍が連携して全国各地の警備を強める方針を示した。
 ISの声明は犯行の具体的な手法には触れておらず、信ぴょう性は不明。ロンドン警視庁幹部は記者会見で「こうした状況でISが犯行声明を出すのは毎度のこと」と述べるにとどめた。英国で警戒レベルが最高になったのは、五月に中部マンチェスターのコンサート会場で二十二人が死亡した自爆テロ後以来。
 警察当局は現場付近の監視カメラの解析を急いでいるが、爆発物を仕掛けた容疑者の特定には至っていない。病院で手当てを受けた負傷者は子どもを含む二十九人となった。
 爆発は満員の地下鉄車内の乗降口付近であり、スーパーのポリ袋に入って放置されたバケツが突然、炎上。英メディアによれば、時限起爆装置が付いており、バケツ内に金属片などが入っていたが、想定通りに爆発しなかった可能性がある。
 
東京新聞 20170915
> http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201709/CK2017091602000252.html
 ロンドンのテロに関しては、事前にある程度の情報が入っていた。あのウサマ・ビン・ラディンの息子が全世界的にテロを起こすということを宣言していたのである。そのことからイギリスの情報機関は早くからイスラムのテロが活発化するということを懸念っしていいた節がある。
  そのうえ、上記に書いたように、日本で報道されていないだけで、ロシア御クルド人の関係やトルコとクルド人の関係、詰まるところクルド人自治区の問題やイラクやISの問題が存在する。特にイラク南部ナジャフ内外で発生して200人近い死傷者を出した3連続爆弾・銃撃テロが最も早くに行われ、これが駐豪で収まるはずがないという感覚から、さまざまな憶測が流れる前に、イギリスとフランスで同日にテロが起きているのである。
  さて、これは何を意味しているのであろうか。
  実はイラクでモスルなどISの根拠地が陥落している。もちろん一部陥落していなかったり近郊の山の上に避難したというような話も少なくない。しかし、その中の一部はテロリストとして様々なところに散ってしまっていた。今まではヨーロッパを回るテロリスト指導者チームが一つしかなかったが、それがにわかに増えたという。同日にイギリスとフランスでテロが起きるということは、二つの目霊を同時に執行できるだけの組織がヨーロッパ内に存在するということに他ならない。その危険性は、中東などにも広がっており、海外にいる日本人がそれだけ危険にさらされているということになるのである。
  過激派組織「イスラム国」(IS)は同日、系列のアマク通信を通じて「殉教者の分隊が実行した」と主張する声明を出した。<上記より抜粋>つまり、「文体行動できるだけの組織力が存在する」ということに他ならないし、また「自爆テロではない」という用意テロの行動も変わってきているということになるのである。その辺の関係や国際的な関係を全く報道しないというのはいったいどのようなことなのであろうか。
  まあ、日本の報道機関というのはそのようなものなのかもしれないが、本当に役に立たないことばかりして、必要な情報が存在し無いという困った存在になりつつある。

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