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「北朝鮮以上に国際的に誰にも相手にされない国」の根拠のない自信と国際感覚の全くない危機感ゼロが招く韓国の孤立化

「北朝鮮以上に国際的に誰にも相手にされない国」の根拠のない自信と国際感覚の全くない危機感ゼロが招く韓国の孤立化
 もう一つ、昨日に引き続き北朝鮮の核実験に関して考えてみよう。昨日のブログでは中国のメンツと、そのメンツに従って外交を行ったことによって、内乱の危機をめいた中国の共産党指導部についていい書いた。実際に「メンツ」をもとに外交を行っているために、建前と本音がうまく調整がつかなくなってしまう。中国の場合は、その建前に周囲を合わさせようとして、武力や経済力で圧力をかけるということになっているので、それに屈するところは少なくないのであるが北朝鮮や日本のようにその圧力に屈しない国は中国にとっては非常に頭に来るところであろう。
  それに比べて「従順」な国家である韓国は、かわいい「朝貢国」という感覚を持っているに違いない。その朝貢国は、逆に言えば、「圧力に簡単に屈する」というだけではなく、「他国の建前に合わせてしまう国」ということになる。つまりは、「自分の本音がない国」ということになる。単純に言えば「中国以上の圧力をかける国があればそちらになびいてしまう」し、相手も本音がないということになるから「危機で役に立たない」し「信頼できない」ということになる。現在韓国は経済では中国に依存しているが、安全保障はアメリカに依存しているということになる。そのために中国を警戒するミサイルTHAAD問題で、経済での圧力が聞かんあくなるということになり、結局韓国と中国の間の関係が悪化するという構図になってくる。
  さて、この状態で韓国は「アメリカからも、見放され」「中国あからは嫌われ」「北朝鮮からは馬鹿にされ」「日本からは排除される」というような「国際的孤立関係」になってしまっており、そのために、北朝鮮以上にどこからも相手にされない国になってしまっているのである。
  そのような国は、国際的な感覚や国際的な状況が冷静に分析できないという特徴がある。そのことは基本的には、「独りよがり」「周囲の意見を聞かない」などの問題があり、「集団生活ができない」ということになるのである。まさに孤立化を推進するものであり、そのうえで、情報が入ってこないというような状況を作り出してしまうことになる。
なぜ韓国国民は北朝鮮ミサイルに危機感ゼロなのか
 韓国で戦争など有事に備えた市民レベルの避難訓練を「ミンバンウィ(民防衛)」という。民間防衛訓練の略語で毎年、数回、不定期に行われているが8月23日、北朝鮮からの“ミサイル危機”を背景に「防空訓練」として久しぶりに実施された。
 近年はもっぱら消防中心の防災訓練として、“非軍事色”が強かったが、今回はサイレンによる空襲警報で道路交通はすべてストップし、市民は一斉に地下施設に退避するという戦時訓練となった。
 ところが、まともにやっていたのはマスコミが注目するソウル都心の「光化門広場」付近などごく一部。繁華街やマンション団地などは、ほとんど「どこ吹く風」で、保守系マスコミを嘆かせていた。
 訓練は政府が自治体を使ってやるので、行政自治大臣が現場で“陣頭指揮”するシーンはあった。しかしもともと「北の脅威」には甘い左翼・革新系の文在寅政権だけに、このチンタラ風景にことさら不満は伝わっていない。
「ミンバンウィ」に国民が無関心になったのは、民主化で北朝鮮に対し敵対意識より同胞意識が強調されはじめた1990年代以降。「北の脅威」をめぐっては、最近では韓国よりも日本の方がはるかに緊張感が強い。
 韓国人は朝鮮戦争で北朝鮮からの手痛い奇襲を経験しているのに、個々人の日ごろの備えは全くできていない。家庭に非常袋は置いてないし、地下シェルターがどこにあるのかもほとんど知らない。
 周囲に「どうして?」と聞くと「いつ起きるか分からないものに備えるのはムダ。現在のことで手一杯だ。いざとなったら何とかなる」という。日本の家庭用非常袋を教えると「北との戦争は日本の大地震の可能性より低いと思う」と笑っていた。
 日ごろから韓国人は長期的対応は苦手だが、短期決戦のドロ縄的な瞬発力には妙な自信がある。あるいは「苦労を重ねてきた韓国人には“大いなる悲観は楽観に通じる”という楽天主義がある」という分析も聞く。
 当面、北のミサイルは「米国や日本向けでこちらには飛んでこない」と思っている。自分のコトと考えないのがもっとも楽だ、というのも「楽天主義」ではあろうが――。
(黒田 勝弘)
文春オンライン 20170903
http://bunshun.jp/articles/-/3947
 さて、そのような状況は、どのような効果を生むのであろうか。
  基本的に「独りよがり」というのは「自己都合でしかものを考えなくなる」ということを意味している。そのことは、そのまま「自分に都合の良い解釈しかしない」ということを意味している。本来、韓国国民のことを本当に考えるならば、どこかでその真実をしっかり教える必要があるのだが、残念ながらそのようなことをしてあげる国家はほとんどない。まあ、それだけ「誰も気にしない」「なくてもかまわない」国であるといえる。
 それでも「キリストは韓国生まれ」とか言っている、いわゆるネット上の用語でいう「ウリジナル」という現象位なっらば笑い話で済む話(笑い話というよりは嘲笑の対象)であるが、これが「安全保障」という国になってしまえば、そうはいかない。基本的に何度もブログでは書いている通りに韓国は「内戦中」の国家であり、現在も戦争が継続している。なおかつ自力の政府でその戦争を解決することのできない国家であり、その解決を他国に任せることもできないという国家なのである。その国家において「北朝鮮との戦争」特に「北朝鮮の核開発」ということに関して言えば、本来であれば正確な情報が必要なはずである。しかし、残念ながら「独りよがり」で「自分の都合でよい解釈しかしない」韓国はそのことを全く考えないのである。
  周囲に「どうして?」と聞くと「いつ起きるか分からないものに備えるのはムダ。現在のことで手一杯だ。いざとなったら何とかなる」という。日本の家庭用非常袋を教えると「北との戦争は日本の大地震の可能性より低いと思う」と笑っていた。<上記より抜粋>
  実際に、北朝鮮のミサイル危機がささやかれているときに、ソウルに行ったことがあるが、その中では平和そのものであった。日本のような危機感は全くない。もしも戦争になれば最前線になる都市でこれでは話にならないのである。
  まあ、そのような国が、なぜ今まで生き残ってくることができたのかは不思議であるが、基本的に「屁理屈」で「回避できる危機」ではない。その韓国の「お花畑主義」に引きずられないように自分の情報と危機感をしっかりと考えておかなければならない。何しろ日本のマスコミの中には韓国様を頂点としているようなところがあるので、この期に及んで韓国の宣伝を売るような旅番組をしていたりするのだ。はっきり言ってあきれるしかない。

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