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スペイン政府の「失政」によって窮地に追い込まれるスペイン政府とカタルーニャの独立に向けた動き

スペイン政府の「失政」によって窮地に追い込まれるスペイン政府とカタルーニャの独立に向けた動き
 現在世界で「独立」を目指している人々はかなり多くある。籍兄は5000を超える民族があり、その民族がみな「民族自決」を考えているので、かなりの数の独立希望の地域や民族は独立を目指している。その中で、現在過激に動いているのが、中国におけるウイグル族とチベットと内モンゴル自治区であろう。このほかにもアフリカなどでは、民族自決のために様々な動きが出てきている。カメルーンでは英語圏とフランス語圏で分裂の方向がある。民族ごとに植民地化していたものが、そのまま一つの国、カメルーンになってしまったために、様々な問題が出てきており、そのまま民族対立につながってきているという感じである。
  さて、そのような中で民主的な方法で独立を目指しているところがある。その中の一つが「クルド人自治区」であり、その件に関しては先日おはなししたとおもう。もちろん、今後もクルド人の話に関して紹介することが必要であると思うが、実際に、今後どのようになるのかはかなり難しいところであろう。
  さて、もう一つが今日の主題であるカタルーニャである。
  スペインのバルセロナを含む地域で、先日バルセロナテロがあった場所である。スペインでは観光産業の中心であるばかりではなく、スペインの北東部で地中海に面している場所である。人口は約750万人、言語はスペイン語ではなく、カタルーニャ語というどちらかといえば、フランス語やイタリア語に近い言語を使っている。そしてやはりこの辺はキリスト教であるが、現地のカタルーニャの民族宗教にキリスト教が付加された感じである。椅子r舞う卿がアフリカから入り込んだ時も、この辺はキリスト教圏として残り、その後レコンキスタの起点となった場所である。その意識から、カタルーニャは、「自分たちこそ、スペインを守った」という意識が強く、その意味におてスペインとの対立が深まっていたのである。
  そのカタルーニャが2010年くらいから、カタルーニャ民族を軽視した政策に対して独立運動が起きたのである。
カタルーニャで独立住民投票、警察は投票箱押収や封鎖で強行阻止
【AFP=時事】スペイン北東部カタルーニャ自治州で1日、同州独立の是非を問う住民投票が始まった。住民投票をめぐっては、これを違法とみなす中央政府とカタルーニャ州が対立して緊張が高まっており、バルセロナなどで投票箱と投票用紙が国家警察らに押収された。
 スペイン内務省は同日朝、プラスチック製の投票箱4個と積み重ねられた大量の投票用紙の画像をツイッターに投稿し「バルセロナで警察が最初に押収した投票箱と投票用紙だ」と説明。さらに投票が始まった午前9時(日本時間同日午後4時)ごろにも、「違法な住民投票のための用具」を没収せよとの裁判所命令に従って国家警察と治安警備総局が展開していると投稿した。
 カタルーニャ州ジローナでは、独立を主導するカルレス・プチデモン州首相が投票する予定の投票所で、機動隊が入り口のガラスを壊して強行侵入し、投票所を封鎖。既に投票しようと集まっていた住民らともみあいになり38人が負傷した。
 中央政府はカタルーニャの住民投票は違憲とした裁判所判断を根拠に今回の住民投票は違法だと主張。裁判所も9月27日、独立住民投票の準備や投票で公共の建物を使用させないよう警察に命じていた。
 
【翻訳編集】AFPBB News  20171003
http://www.afpbb.com/articles/-/3145073
カタルーニャがゼネスト実施へ、スペイン警察に抗議 大学や観光名所も
【AFP=時事】スペイン北東部カタルーニャ自治州で実施された独立の是非を問う住民投票をめぐり、政府管轄の治安警察が実力行使で投票所の封鎖を強行したことに抗議するため、同州全域で3日にゼネストが予定されている。
 複数の労働組合が警察の対応を「強硬に非難する」としてストライキを呼び掛けていることから、航空便や列車の運行、港湾業務などに影響が出る可能性がある。
 州都バルセロナにある複数の公立大学やサッカースペイン1部リーグFCバルセロナのほか、市内の人気観光地で建築家アントニ・ガウディが手掛けたサグラダ・ファミリア教会や現代美術館などもストに突入する予定だという。
 州政府は投票の結果について独立賛成票が90%に上ったと発表しており、カルレス・プチデモン州首相は「このストライキは広く追随されるものと確信している」と語った。
 一方、中央政府は国内総生産の2割を占めるカタルーニャ自治州の独立阻止を明言しており、住民投票を違憲とみなし「茶番」だと一蹴している。
 
【翻訳編集】AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3145307
 今回なぜカタルーニャがここまで独立にこだわったのは、スペイン政府の失政である。昨年のイギリスのブレグジットにおいて、それを阻止しようとしたスペイン政府は、イギリスが最も嫌がることを言った。つまり、イギリスがEUから離れるのであれば、スコットランドの独立を認めEU加盟を認めるといったのである。
  さて、この言葉を聞いて最も喜んだのはカタルーニャの人々であった。つまり、カタルーニャの人々は、「スペイン政府は、自分たちが独立してもEUの加盟を認めてくれる」というように考えたのである。もちろん正論である。
  スペイン政府はそのようなことは全く考えてなく、基本的には、イギリスのブレグジットを止めようとして、スコットランドの独立の話をしたのにかかわらず、スペイン政府は、自分の国の中の独立問題のことを全く無視して話をしてしまったのである。当然に、スコットランドはよくてカタルーニャはダメというような明確な違いや論理を制定できない。そこで、カタルーニャは、スペイン政府からの独立を決断し、そのうえで、世界に訴えるために住民投票を行ったのである。
  問題はスペイン政府である。
  そもそもカタルーニャの独立などを認める必要はない。スペインの名産綿織物産業の80%がカタルーニャ地方で生産されているのであり、その地域を手放すことは観光シャン業とともに、産業的にもスペインにとっては大きなマイナスである。そのために、絶対に度栗tなどは認めるわけにはいかない。しかし、ブレグジットの件でそのように発言してしまったことから、撤回もできない。下手に撤回をすれば、今度はイギリスとの間で戦争になりかねない。外国であるスペインが、イギリスの分断をもくろんだということになるのである。
  そのように考えた場合に、結局は、「憲法に違反している」というような国内的事情でカタルーニャを止める以外には手がない。そのうえで警察を動員するのであるが、その警察もカタルーニャの警察はカタルーニャ民族の意図であるからスペインのマドリッド政府の意向では動かない。そこで「妨害」と「暴動」ということになるのである。
  政治的な主張は、当然に、その政治的な問題になり、そのことを慎重にしなければならない。そのことをわからなかったスペイン政府の失政が今回の内容を招いたということになるのではないだろうか。

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