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圧力をかけないと「一つの中国」を誰も認めてくれないという現実の問題に直面した習近平国家主席の政治

圧力をかけないと「一つの中国」を誰も認めてくれないという現実の問題に直面した習近平国家主席の政治
 このブログは、毎日朝7時くらいにブログにアップしている。その後まずツイッターにおいて、私の使っているブログのプロバイダーであるニフティのせってによってツイッターで掲載され、そのうえで、私が手動でフェイスブックに挙げる。勿論設定で掲載もできるようなのだが、何度設定しても、上がってくれないので、仕方なくツイッターからフェイスブックに挙げているのである。そのようなことから、このブログを上げている時間は、まだ、「世紀の平和会談」といわれている史上初の米朝首脳会談は行われていない。そのために、当然にその結果を書くことはできないし、また、その解説なども行えるはずがない。
  現在の予定では、米朝首脳会談に関する内容は、今週の終わりか、あるいは来週くらいにゆっくりと解説しようと思っている。というのも、日本のマスコミの場合、米y等会談が行われていても、その内容が正しく我々に報道されるとは限らない。場合によっては、話している英文や中国分と全く反対の意味の字幕勝ちている場合があり、最近そのようなものが非常に多く感じる。まあ、言語学的に難しい場合もあるし、また、そのような報道を繰り返している日本のマスコミに、海外のマスコミや報道官が、真実を知らせる必要はないと思って、正しい情報を流さない可能性もある。要するに、日本のマスコミは、そこまで世界的な信用を失っているということになる。いずれにせよ、日本のマスコミの報道内容は全く信用できないということになる。そこで、他の報道内容などを見て、また、現地の情報をとって、そのうえで、解説をしなければ話にならないのである。まあ、日本の間違った情報に、現状やその内容に関することがわからない解説者が御託を並べるのを喜んでみている日本の視聴者は、かなりかわいそうな存在であるとしか言いようはない。
  さて、そのうえで、最も詳しい情報は、有料メルマガかどこかの講演会で話すことになるが、無料のこのブログで読める範囲は、後に書くことにしよう。
  そのうえで、今日はほかの内容を書くことにする。
豪外相、カンタス航空の台湾表記で中国が圧力掛けたと批判
 [シドニー 5日 ロイター] - オーストラリアのビショップ外相は5日、中国が豪カンタス航空<QAN.AX>に対し、ウェブサイトで台湾を中国の領土として表記するよう圧力を掛けたと批判した。
 カンタスは4日、台湾、香港、マカオが中国から独立した国の一部であることを示唆する表記をウェブサイトやその他資料から削除するよう求めた中国政府の要請に応じることを決定したと明らかにした。
 豪政府は台湾を「国」として認知していないが、ビショップ外相は電子メールで発表した声明で、企業の事業運営は政治的な圧力を受けるべきでないと指摘。「カンタス航空が自社ウェブサイトをどのように構成するかは同社が判断すべきことだ」との見方を示した。
 マコーマック副首相とペイン国防相も、企業は独自の判断で決定を下すべきだとの認識を示した。
 在豪中国大使館は現時点でコメントの要請に応じていない。
 中豪関係を巡っては、ターンブル豪首相が昨年、内政干渉を阻止する法案提出を表明した際に、「中国の影響に関する気掛かりな報道」に言及するなど、このところ悪化が目立っている。
 豪トレジャリー・ワイン・エステーツ<TWE.AX>は、中国向け輸出の一部で通関手続きに遅れが出ていることを明らかにしている。両国間の外交的対立の最初の犠牲者になったとの指摘も出ている。
*内容を追加しました。
ロイター  20180605
https://web.smartnews.com/articles/2LaxR4JRkFT
 さて、本日のお題は、中国の主張する「一つの中国」に関する内容である。単純い言えば、習近平や、そのほかの中国共産党幹部が、いくら熱弁をふるって「一つの中国」といえども、実際に、台湾を共産党の支配下に置いていない状態では、何を熱弁しても単純な「嘘」でしかないということになる。
  当然に、多くの国は、「共産党の支配する中華人民共和国」と「中華人民共和国の支配に属さない台湾」というような区別をしている。当然に、支配に服していないのであるから、中華人民共和国の許可をもって台湾との取引はできない。当然に、上記のあるカンタス航空の台湾の空港における離着陸の許可は、台湾政府と行わなければならない。そうなれば、「台湾」に関して「台湾」と交渉を、「台湾」と表記をしなければならないのは当然のことである。
  豪政府は台湾を「国」として認知していないが、ビショップ外相は電子メールで発表した声明で、企業の事業運営は政治的な圧力を受けるべきでないと指摘。「カンタス航空が自社ウェブサイトをどのように構成するかは同社が判断すべきことだ」との見方を示した。<上記より抜粋>
  まさに、正論である。もちろん、いまだに「一つの中国」といいながらも政府が二つある「内戦中」まあ「国共内戦」をしている最中では、台湾を一つの国と認めることはできない者の、その内容に関して、一つの政府と扱うことは可能だ。韓国や北朝鮮と同じ扱いを中華人民共和国と台湾と二つの政府で扱うのが普通のことであろう。
 そして、そのようにできないのは、もっぱら「当事者同士」つまり、「中華人民共和国と台湾政府」の責任であり、他の国の責任でない。つまり、今回のカンタス航空への処置は「自分たちが自力で統一できないことを他の国に責任転嫁しただけ」というような状況になったのである。そして、同様のことは鄧小平以降ずっと続いていたはずである。それにもかかわらず現在になってこのような問題が顕著になってきたのは、中国共産党に対する国際社会の扱いが徐々に「迷惑な国」というようになったことと、同時に「今までのように中国に依存する必要が無くなった」ということを意味する。そして、それ以上に「習近平の体制に反対を唱えている国が多い」ということになり、そのことを気にしている習近平が一人で空回りしている。今までの江沢民や胡錦涛のように、悠然と構えることができない、それだけ中国の国内が荒廃しているということになるのである。
  このような外交では、その中身がすべて見えてきてしまう。その見えてくる内容が、今までよりも「斜陽」である中華人民共和国がなかなか興味深い。

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