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<現代陰謀説> 国境紛争をしている国との間に「一帯一路」を広めてゆく中国の狡猾

<現代陰謀説> 国境紛争をしている国との間に「一帯一路」を広めてゆく中国の狡猾
 現在、手元に世界地図ある人は、その世界地図をよく見て欲しい。日本人は、「国境」ということをあまり気にしない。なぜならば、日本には陸で接している国教というのがあまりないからである。過去には日本とロシアの間に国境が存在していた。樺太と董事呼ばれていた現在のロシアの「サハリン」であるが、そのサハリンが南と北に分かれ、その南側を日本が領有していたのである。そのために、日本国とロシア国の間に、陸上国境が存在していたのである。そこで、樺太の中に日本との国境は存在していた。実際に「日韓合併」によって朝鮮半島と中華民国の間があったが、日本は、「日本として韓国を見ていたのか」というような部分があるので、何とも言いようがないのである。
  さて、このように考えた場合、日本は「国境」ということに関して非常に甘い考えしか持っていない。国境を越えてくるというのは、「海から上がってくる」というような感覚しかないのである。確かに、世界地図は、見てみればわかるように、日本の国境線はほとんどの地図で書かれていない。
  しかし、世界ではそのようなことはない。よく「日本の常識は世界の非常識」といわれるが、この「国境に関する考え方」もその中に一つである。実際に、「国境線が点線になっている場所」というのは、意外と少なくない。その中の一つが中国とインド・ネパール・ブータンの国境であるということになる。
  中国とインドの国境に関しては1964年11月に「中印国境紛争」があった。中華民国内打はチベットをあまり実効支配していなかったが、共産党政権になってその余勢をかってチベットを支配、そのまま、インドまで進攻したのである。一方、インドはイギリスから独立し、戦後しっかりとした国家になっていた。その両国の間に1959年9月にインドと中華人民共和国の両軍による武力衝突が起き、1962年11月には大規模な衝突に発展したのである。
 
中国、チベットとネパール結ぶ鉄道建設へ=チャイナ・デーリー
[上海 22日 ロイター] - 中国の英字紙チャイナ・デーリーによると、中国はチベット西部の都市シガツェとネパールの首都カトマンズを結ぶ鉄道を建設する。
これは、ネパールのオリ首相が訪中した際に調印した相互協定の一つ。21日に中国政府のサイト(http://www.gov.cn)に掲載された通知によると、協定は、技術、輸送、インフラ、政治協力などの分野で、10項目以上となった。
チャイナ・デーリーは李克強首相の発言として、中国はまた、ネパールとの間で、航空、貿易港、高速道路、通信などを通じた「ヒマラヤをまたぐ連結ネットワーク」の構築で協力したいと報じた。
ロイター 20180622
https://web.smartnews.com/articles/29VfuoXaiTx
 さて、「中印国境紛争」はその後どうなっているのであろうか。
  2003年にアタル・ビハーリー・ヴァージペーイー首相は中国を訪問し、江沢民国家主席とシッキムをインドの領土と中国は認める代わりに、チベットを中国領とインドは承認することで合意した。
 しかし、2005年に、マンモハン・シン首相と温家宝首相の間で、「両国が領有を主張する範囲の中で、人口密集地は争いの範囲外」とする合意がなされ、両国にとって戦略上重要とされるアルナーチャル・プラデーシュ州、特にタワン地区は現状を維持している。
 2013年4月15日、中国軍が50人程度の部隊をインド支配側に10km程度侵入させ、野営地を設営した。インド軍も中国軍の野営地近くに部隊を派遣してにらみ合いを続けていたが、同年5月5日までに両国が共に部隊を撤収させることで合意し、同日中に両軍とも撤収を始めた。このように、現在もまだ国境線が確定していない。
  もちろん中国だけではなく、そのような国はたくさんあるのであるが、中国は「国際社会」を無視し、それを国内法で、勝手に法律を作り、そして既成事実を作って、そのうえで実効支配に移る。つまり、そのプロセスん、コクさ社会の承認阿蘇は全く関係がないという状態になってしまう。
  その状況が押し広められているのが「一帯一路」の現状である。金銭的な租借だけではなく、一帯一路の安全の確保という名目で、軍事基地を作る。その既知のインド洋の拠点がこの「中印国境紛争」から、インドの敵であるパキスタンがその中心的な役割を担っている。パキスタンが中国と協力関係にあることから、チベットの独立やウイグルの分離などもうまくゆかないようになっている。
  一つの国境紛争が、それを取り囲む各国の関係性を変え、そのことによって二つの自治区が苦しむ結果になっているということになる。この国境紛争が、単純に紛争というだけではなく、その後の国際関係まで変えてきている。
  その「険悪なはずの両国」の間を鉄道を走らせるという。もちろん、「一帯一路」のこれらの事は、「経済的な負債を持ち込んで国家を乗っ取る」ということが主題であり、その内容をいかに考えるのかということである。そして、このようなことが行われるにはネパールの中に中国に買収された政治家や地主がいるということを意味している。もっと言えば、中国は何年もかけて、このような計画を立て、その計画に従って、しっかりと金銭を戦略的に使っているということになる。
  さて、今日本の元首相といわれる人が「南京虐殺記念館」に行くということが行われている。時期的に、同時期にこのようなことが行われていること自体が、何かの匂いを感じるのであるが、しかし、これまでにも様々な「工作」が行われている。その工作こそ、まさに陰謀の片りんなのである。

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