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【土曜日のエロ】 「東京芸大よ、お前もか!」という声の聴かれる「ミスコン中止」で言われた「芸術とは何か」

【土曜日のエロ】 「東京芸大よ、お前もか!」という声の聴かれる「ミスコン中止」で言われた「芸術とは何か」
 土曜日のエロである。今週は個人的なことで言えば、月曜日から関西に出張していたために、結構世の中のことに疎くなっている。それでも、落語家の桂歌丸師匠が亡くなられたことと、ロシアのワールドカップで、日本が敗退したことはさすがに知っているということであろうか。
  桂歌丸師匠といえば、「笑点」である。まあ、はっきり言って、この笑点1969年からということで、わたしと同い年。それをずっと現役で出続けていたのであるから、なかなか大変なものであると思う。私の半生分、全てを笑点に出ていたのであるから、なかなかである。「笑い」ということに関しては、ベルクソンという哲学者が「笑い」という本を書き、人間の本質としての笑いを分析している名著があるが、まさに、その中の「誰の罪にもならない笑い」を追求し、同時に、楽太郎師匠(現六代目円楽師匠)には、「自分をネタにしてよい」という「自虐的な笑い」を追求する。まさに、「藁氏のすべてを知っていた巨人」ではなかったかということが考えられる。
  さて、そのような中でも土曜は「エロ」を追求する。そもそも「エロス」とは、ギリシア神話で出てくる愛の神様の名前であり、世界生成の際にカオス(混沌)に続いてガイア(大地)およびタルタロス(深淵)とともに生まれたとされる。人間の美女プシュケを愛し,彼女を憎悪してやまないアフロディテの妨害にもかかわらず万難を排して彼女と結婚して,霊魂の人格化された存在にほかならない彼女を神々の仲間入りさせたとされる。
  さて、このような神の存在がいる。「神」が「人間と結婚して神々の仲間入りをさせる」のであるから、ギリシアでは大変なのであるが、逆に、それだけその人間の女性は「魅力的であった」ということになる。
  その「女性の魅力」とは、もちろんない面もあるが、一方で「外見」もあるのではないか。外見で第一に判断し、そのうえで、内面に振れて、真の愛を理解する。では、その「外見の重要性」は、現在でも必要なのではないか。
東京芸大の学園祭でミスコン中止「「企画してしまったことを浅はかであったと痛感」
 9月上旬に開かれる東京芸術大学の学園祭「藝祭」で開催予定だった「裏ミス藝大」が中止されることが明らかになった。藝祭実行委員会が6月21日、学生課を通して学生全員宛にメールを送り、中止を決めた経緯を説明した。
 藝祭には、「ミス」と「裏ミス」のコンテストがある
 藝祭では、「ミス藝大」と「裏ミス藝大」の両方が開催される予定だった。「ミス藝大」は毎年開かれている名物企画で、通常の「ミスコン」のような女性の見た目などを評価するコンテストとは違い、男女問わず参加でき、モデル、美術、音楽でチームを組み「ミス藝大」という作品をつくることで「美」を追求するというのが狙い。作品は人ですらない場合もある。
 藝祭実行委員会のTwitterでは「藝祭のミスコンは一般的な大学のように容姿だけでは判断しません。毎年テーマを設定し(設定しない年もあり)、出場者およびチームがそのテーマをそれぞれの解釈で表現します。その中で魅力的なものを皆さんに投票で選んで頂き、グランプリ等が決定します」と説明されている。
 対して、今回中止が決まった「裏ミス藝大」は、通常の女性の容姿やふるまいなどを評価する、いわゆる従来型の「ミスコン」を見たいという学生の要望に応え、今年企画されたものだったようだ。
「企画してしまったことを浅はかであったと痛感」
以下、「裏ミス藝大」の中止を知らせるメールだ。
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本企画の開催が中止となった経緯をご説明いたします。
本企画についてのメールを送らせていただいた後、様々な意見をいただきました。
賛成や出場を希望される意見も多数ございましたが、本企画に対し、懸念を示された方もいらっしゃいました。
本企画の参加資格が女子学生のみであること、また、外見から人の内面や人自身を判断するということが、
「女性は美しくあるべき」というような、強迫的な観念をもたらしてしまうこと、そして、様々な価値観を持つ学生が集まり、芸術を学ぶ藝大という場において、このような企画が催されることに対して、強い危機感を持っていらっしゃいました。
このような経緯を経て、意見をくださった方々とイベント課、企画課を交え、内的な意見交換会を行いました。
そして、交換会において、本企画の発案のきっかけとなった、「ミス藝大」企画に関する意見ポスターについての言及もありました。
意見ポスターには、今まで通り「ミス藝大」を続けてほしいとの意見もございましたが、反対に、「普通の」ミスコンが見たいという旨を、女性に対するハラスメント的な言葉遣いで書かれているものもございました。
上記のような意見が学生の声として正式に受け入れられるとは思わなかった、という声をいただき、意見を取り入れ、企画してしまったことを浅はかであったと痛感いたしました。
今回の件は、毎年開催されている「ミス藝大」企画について再考する機会でもありました。
男女問わず、様々な価値観で「美」を表現する「ミス藝大」は、藝大らしいミスコンだと言えます。
学生の皆様にも「ミス藝大」企画の意義について考えていただきたく、以上の内容を共有させていただきました。
 「裏ミス藝祭」中止を受けた反応は
 Twitter上では、様々な意見が飛び交った。
 「このように他者の意見を取り入れ、丁寧な内容のメールを送る企画課も、意見を臆すること無く言って伝える藝大生も、私は本当に素晴らしいと思います(
 「ミスコン」のあり方にも変化が
 「ミス・アメリカ」のように従来の一律的な「美しさ」の定義を見直す動きも世界中で起きている。痩せ過ぎモデルの活用を禁止する法律がフランスで施行されたり、少し太めの「プラスサイズ」モデルが雑誌の表紙を飾るようになってきたりした。「どんな見た目でもそれぞれの美しさがあるんだよ」というメッセージが各地で発信されている。それは「ボディポジティブ」ムーブメントと言われている。
 女性の美しさを競うミスコンは、その動きと逆行していてジェンダーの観点でしばしば議論となる。対象者を戸籍上の女性に限定したり、国籍を限定したり、「女性はこうあるべきだ」という考えの押し付けになったり...。美しさの多様性が叫ばれる時代の中で、美人コンテスト(ミスコン)をする意味を藝祭の実行委は問い直した。
井土亜梨沙/ハフポスト日本版
6/23(土) 18:08配信 ハフポスト日本版
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180623-00010005-huffpost-soci
 女性の魅力というのは、当然に、「内面」もあるが「外見」も重要である。当然に「美しさ」の基準は、人によって違うものである。「蓼食う虫も好き好き」ともいうが、まさに、威勢に対する好みというのは全く子なるものであるし、その「好き」になる基準も「内面」と「外見」のバランスもそれ是れこどなるものである。
  そのように考えた場合、「外見」しか審査しない「ミスコン」はどうかという声もある。一方で、「せめて外見だけでも」というようなことが必要な状況になってくるのではないか。それにもかかわらず、現在は「ミスコン」をしなくなってっ来ている。もちろん「内面を審査する」などということは論文試験などがなければとてもできるようなものではないし、それは、コンテストで決められるものではない。そこで「せめて外見」というようなコンテストが行われてきていたにもかかわらず、徐々にミスコンをやめるような状況になってしまっているのである。
  さて、なぜこのようになってくるのであろうか。
  単純に「めでる」ということができなくなってしまっているのではないか。一つには、女性がなぜか強迫観念に駆られるなどということが言われているが、しかし「ミロのヴィーナスが薄くしい」として美術品をめでるようなことは中止されない。つまり、「女性を神の作った美しい芸術の一つ」として「見て楽しむ」ということができなくなってしまい、いつのまにか、全ての女性と男性が「「自分が主体でなければならない」というような「自意識過剰な状態」になってしまっている。その上、「あいに行けるアイドル」のように、いつのまにか芸能人も身近な存在になってしまい、またゲームやスマホなどの発展によって「ヴァーチャル」または「銀幕の中」と「現実世界」の区別がつかなくなってしまっているということになっているのである。そのために、男性側ではそのような犯罪が増え、祖いて女性側では、井伊式で、ミスコンに出てもいないのに自分のきれいでなければいけないというような強迫観念に駆られる結果になるのである。
  さて、このようなことは、本来、「芸術を学ぶ」東京芸大などは、最後の砦ではなかっか。人間の美しさを、または醜さを芸術として表現する。勿論ミスコンはモデルではないが、しかし、そのような「目」を持っているはずの芸大ですらそれを放棄してしまった。彼らは、どのように芸術を、そして外見から内面を抉り出すような表現をするのであろうか。
  この一つの流れは、実にくだらないし、またこのようなミスコン中止になるような流れの本質こそ、人間の心を狭く醜いものにしているのではないか。

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