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「民主党政権は悪夢だったのか」ということを国会で論戦する愚がいまだ続いているという「悪夢の継続」

「民主党政権は悪夢だったのか」ということを国会で論戦する愚がいまだ続いているという「悪夢の継続」
 真っ先に言っておきたい。安倍首相を擁護するわけではないが、そもそお安倍首相の「民主党政権悪夢発言」は「自民党党大会」で行われたものであるという前提を崩さないようにしたい。つまり「自民党の支持者及び自民党の党員」の集まりという「特定多数」の中で発言されたものであり、その集合体の中において下野したということ、つまり民主党政権は「悪夢」であることは間違いがない。つまり、「公」「不特定多数」ではなく「同様の考え方を持つ集団である特定多数」の中での発言であり、たとえて言えば、甲子園球場の一塁側またはレフト側の座席で、大声で巨人軍の悪口を言っても、何ら問題にならないのと全く同じだ。「巨人が優勝したあの年は悪夢だった」と阪神電鉄の社長がいったところで、誰も問題にしない。そのことと何ら変わりがない。いや、甲子園球場であれば、巨人ファンもいるのでありまだ公共性が高いのであるが、自民党党大会は党員にしか入場券を配布し無いのであるから、もっと特定性が強い状態である。
  そのことを問題にした。それも「民主党」という政党はなくなっていて、その政党の人々ですら「イメージが悪い」として、「民進党」「希望の党(移籍を含む)」「立憲民主党」「国民民主党」と政党名を変えているのである。イメージが悪いというのと悪夢であるというのは何がどう違うのか。
  そもそもは、民主党政権が終わったときに、民主党の人々は「何が悪かったのか」「なぜ自分たちは政権を手放さなければならなかったのか」ということを全く検討していない。反省とか、総括とか様々な言い方ができるのであろうが、自分たちが行った結果に対して、その結果の検証が行われていない、そのうえその結果の検証を公表もしていない人々が、何を言っても意味がない。このブログでは民主党政権終了後に、何度も「総括も反省も検証も行われていない」ということを指摘してきたが、まさにそのことが、自民党党大会の安倍首相(自民党党大会なので安倍総裁というべきであるが)の発言として出たのに過ぎないのである。
  その件に関して、テレビなどでも話題になっているのでちょっと見てみよう。
加藤浩次「民主党政権はひどかった」 安倍首相の「悪夢」発言巡り
 安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、10日の自民党大会の総裁演説で「悪夢のような民主党政権」と表現したことをめぐり、立憲民主党会派の岡田克也元副総理と激論を交わした。発言の撤回を求める岡田氏に対し、首相は「総裁として、そう考えている。少なくともバラ色の民主党政権ではなかった」と述べ、撤回を拒否した。安倍首相の「悪夢」発言には野党から批判が相次いでいる。
 13日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・0)ではこの話題を特集。MCの加藤浩次(49)は番組コメンテーターの評論家、宮崎哲弥氏(56)に「宮崎さんはどうでしたか、当時の民主党政権は悪夢でなければなんでしたか?」と直球質問。宮崎氏は慎重に言葉を選びながら、「バラ色ではなかったかな。経済政策は私は駄目だったと思いますね」と応じた。
 出演者らの意見を聞いた後で、加藤は「自民党の党大会で言ったからといって、国会で突いても岡田さんも得しないと思うんだけど」と語り、「振り返ったら当時の民主党はちょっと、僕はひどかったと思う。沖縄の問題にしてもそうですし。僕はうーんと思っちゃう」と持論を述べた。
SANSPO.COM 20190213
https://www.sanspo.com/geino/news/20190213/pol19021314330004-n1.html
「取り消しなさい!」「なぜ民主党という名前を...」 安倍氏VS岡田氏「悪夢」論争の泥仕合
 安倍晋三首相が民主党政権を「悪夢のよう」だと表現したことをめぐり、2019年2月12日の衆院予算委員会で、民主党政権で外相などを歴任した岡田克也氏(立憲民主党会派)と激しい応酬が展開された。
 岡田氏は安倍氏の発言を「レッテル張り」だとして「取り消しなさい!」と求めたのに対して、安倍氏は「取り消しません」と拒否。安倍氏は逆に、民主党が採決の際に「アベ政治を許さない」と書かれたプラカードを持ち込んだことを非難。論戦は泥仕合の様相を呈した。「自民党の歴代政権の重荷」を主張
 安倍氏は2月10日に行われた自民党の党大会で、12年12月の下野について「わが党の敗北によって政治は安定を失い、そしてあの悪夢のような民主党政権が誕生しました」
 などと言及した。この発言には、民主党政権で官房長官などを務めた立憲民主党の枝野幸男代表が2月11日の党会合で「あのとき利権を手放してしまった彼らにとっては、『悪夢のような』時期だったかもしれません」
 と述べるなど、反発も出ていた。枝野氏に続いたのが岡田氏だ。質問の冒頭、「民主党政権時代の反省」に言及する一方で、「政党政治において、頭から相手を否定して議論が成り立つのか。私たちは政権時代に、その前の自民党の歴代政権の重荷も背負いながら、政権運営をやってきた。そのことを考えたら、あんな発言は出てこないはずだと私は思う」
として撤回を求めたのに対して、安倍氏は連日の国会審議に出席していることから、 「私は議論を受け入れていないわけではない」と主張。その上で、撤回を拒否した。「私は自民党総裁としてそう考えている。そう考えているということを述べる自由は、まさに言論の自由。少なくともバラ色の民主党政権でなかったことは事実なんだろうなあ、こう言わざるを得ない」「民主党というイメージが悪いから...」
 さらに安倍氏は、自民党は下野しても党名を変えなかったことと比較しながら、民主党が維新の党と合流して「民進党」に党名を変えたことをなじった。「みなさん、悪夢でなかった、それを否定しろとおっしゃるんですが、ではなぜですね、民主党という名前を変えたんですか? 私はそれが非常に不思議だ。自民党という名前を変えようとは思わなかった。私たち自身が反省して生まれ変わらなければならないという大きな決意をしたんです。別に名前のせいで負けたわけではないんですよ。皆さんは民主党というイメージが悪いから名前を変えられたんだろうと、推測する人はたくさんいますよ?そういう意味では、みなさんそう思っておられるんじゃないですか?」
 こういった発言に岡田氏は「一方的に民主党政権にレッテル張りしてますけれども、あなたたちがやったことで、私たちも苦しんだこともある。そういったことについて、総理ですから、謙虚な気持ちで発言してもらいたいと思うんです。今の発言、まったく了解できませんよ!取り消しなさい!」
 などと激高。安倍氏は「取り消しなさいと言われても、取り消しません。それは明確にさせていただきたいと思います」と反論した。「アベ政権を許さない」とどっちが悪い?
岡田氏は「批判するなと言ってるんじゃなくて、全否定したようなレッテル張りはやめろと言ってるんです」
 とも訴えたが、安倍氏は15年の安保関連法案の審議を念頭に、「全否定するなとおっしゃいますが、みなさん採決の時に、『アベ政治を許さない』と全否定してプラカードをみんなで持ったのは、どこの党のみなさんですか?名前が変わったら、それがもうなくなったということになるんですか?」
 とやり返した。
 岡田氏はプラカードをめぐる議論には直接反論せずに「民主主義は、お互いに相手を全否定しては成り立たない。だから私はこれからも議論をする。だけど、総理の党大会における言い方は、ほぼ全否定に近いような言い方。それでは私は、議論は深まらないし、民主主義がどんどんおかしくなってしまう。そのことを申し上げておきたい」
 と収め、話題を北方領土関連に移した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
J-CAST ニュース 20190212
https://www.j-cast.com/2019/02/12350149.html
 この件をめぐる国会論戦は、岡田克也「民主党元代表」と安倍首相の間で行われた。はっきり言うが、岡田克也氏は、あの民主党政権を「素晴らしい政権であった」と思っているのであろうか。それならば、なぜ民主党は選挙に敗れ、政権を手放すことになったのであろうか。民主主義というのは国民の主権に基づいて行われ、それはにほんのばあい憲法において、国会の代議員を選出する選挙をもとに間接民主制で行われているのであるが、その結果として政権を手放した、つまり国民の「民意」において、「民主党政権はダメだ」といわれたのである。その結果をいまだに受け止めることができないというような物言いには、さすがに何位を言っているのかわからないというような感覚しかなかった問うような状況になるのである。
  そのうえである。
  安倍氏は15年の安保関連法案の審議を念頭に、「全否定するなとおっしゃいますが、みなさん採決の時に、『アベ政治を許さない』と全否定してプラカードをみんなで持ったのは、どこの党のみなさんですか?名前が変わったら、それがもうなくなったということになるんですか?」
 とやり返した。<上記より抜粋>
  まさに岡田克也氏は「健忘症」である。はっきり言ってまた特大のブーメランが刺さった感じである。自分のことを棚に上げ、相手の批判しかせず、自分の行動に全く責任を持てないこのような政治態度が、国民から否定されていることが全く分かっていないという状態であり、そのことを指摘されると逃げてしまうというような助教である。このような「無責任で健忘症な人々」に政権を任せていたこと自体が「悪夢」であり、そのような悪夢を繰り返さないということは現在の政党支持率などにおいてもすべて出てきてるのではないか。
  そして、それくらいのことも全く分かってないことを「恥ずかしいとも思わない」人々が、今の日本には、現在の立憲民主党などの支持率分つまり6~7%もいるということが信じられないのである。
  発言というものに「どの場所で、誰を相手に、どのような状況で発言されたのか」と意ことも考えなけエバいけないし、また、「自分の行動に責任をもち、結果に対して検証をするという真摯な態度」がなければ、政治などはできるはずがない。それくらいのこともできない人が国会にいるということが日本の悲劇であり、現在もその悪夢が続いているのである。

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コメント

【 安倍政権こそ悪夢! と言えない事も無い。 総理よ。調子に乗るな!(上) 】

〔 世界幸福度報告 〕この程、国連が最新の「世界幸福度報告書2019」を発表しました。

【 03月21日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新) 朝日新聞デジタル
『日本の幸福度、過去最低の58位 「寛容さ」足引っ張る』 有料記事 藤原学思
 2019年3月20日17時38分   「アー・ユー・ハッピー?」
 国連の関連団体は20日、今年の「世界幸福度報告」を公表した。日本は156カ国・地域中58位で、昨年より四つ順位を落として過去最低となった。これまで40位を上回ったことがなく、4年連続の50位台となる。

 この報告は2012年から14年を除いて毎年公表されており、これが7回目。1~3位は昨年に続き、フィンランド、デンマーク、ノルウェーの北欧3カ国が独占。欧州諸国がトップ10の大部分を占める構図は例年と大きく変わらず、米国は19位、韓国は54位、中国は93位だった。

 報告の基になったデータは米ギャラップ社の世論調査で、各国・地域の各3千人程度が16~18年、現在の生活の満足度を「0~10」で答えたもの。国連の関連団体「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」がその値について①1人当たりの国内総生産(GDP)②社会的支援の充実ぶり③健康寿命④人生の選択の自由度⑤寛容さ⑥社会の腐敗の少なさ、の6項目を用いて分析を加えた。

 日本は健康寿命で2位、1人当たりGDPで24位となったものの、人生の選択の自由度(64位)、寛容さ(92位)が足を引っ張ったとみられる。経済協力開発機構(OECD)加盟国36カ国で見ても、32位と低迷した。
Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
https://www.asahi.com/articles/ASM3N5HPDM3NUHBI01Q.html  】

投稿: 三角四角 | 2019年3月22日 (金) 23時46分

【 安倍政権こそ悪夢! と言えない事も無い。 総理よ。調子に乗るな!(中) 】

 安倍政権の通信簿として、「世界幸福度報告」における日本の幸福度の今年(2019(平成31年))の順位は156カ国・地域中58位で、昨年より四つ順位を落として過去最低となった。
 これまで40位を上回ったことがなく、4年連続の50位台となった。

【 国連が世界幸福度報告書2013を発表。国別幸福度ランキングで日本は43位に。
 The Huffington Post  BLOG
2013年11月08日 17時31分 JST | 更新 2014年01月07日 19時12分 JST

『国連が世界幸福度報告書2013を発表。国別幸福度ランキングで日本は43位に。』
 2011年7月に国連で歴史的な決議が通過。国連加盟国に幸福度の調査を行い、結果を公共政策に活かすことを呼びかけました。その結果、2012年4月にブータン首相が議長になっての国連ハイレベル会合が実現し、最初の世界幸福度報告書(World Happiness Report)が発表されました。

 2013年からは毎年3月20日が国連が定めた国際幸福デー(International Day of Happiness)となり、2013年3月20日には、全世界でハッピーデーが祝われました。
 日本ではHAPPY DAY TOKYO 2013が開催され1万人が東京都の日比谷公園に集まり、2014年も開催が予定されています。

 人類の究極の目標と言ってもいい幸福度を国連が指標化したことは大変意義深いことです。
 今年9月9日に国連が世界幸福度報告書2013を発表しました。
 2010-2012の間の国別幸福度ランキング結果の上位10ヶ国は、1.デンマーク  2.ノルウェー  3.スイス  4.オランダ  5.スウェーデン  6.カナダ  7.フィンランド  8.オーストリア  9.アイスランド  10.オーストラリアとなっています。 (つづく) 】

投稿: 三角四角 | 2019年3月22日 (金) 23時51分

【 安倍政権こそ悪夢! と言えない事も無い。 総理よ。調子に乗るな!(下) 】

【 (承前)世界一の経済大国アメリカは17位。2位の中国は93位、3位の日本は43位で、GDPが高い国が幸福度が高い結果になっていません。2012年には経済危機があったスペインは39位。軍隊を持たない国中央アメリカのコスタリカは12位でした。ランキングの対象とはなっていませんが、キューバが入っていたら上位にランクインしていたかもしれませんね。

 2005-07 と 2010-12の間での幸福度の比較では、東アジア全体では上昇傾向がありますが、日本は-0.303ポイント下落する結果となりました。

Copyright © 2018 , The Huffington Post Japan, Ltd. All Rights Reserved.
Part of HuffPost News
https://www.huffingtonpost.jp/kenji-sekine/post_6096_b_4237432.html  】

 民主党政権が終了したのが、2012年(平成24年)12月26日だから、2010-2012の間の国別幸福度ランキングを示す世界幸福度報告書2013における日本の幸福度の2013(平成25年))年の順位43位は民主党政権の通信簿と見て良いだろう。

 はて不思議なり?

 安倍総理が「(その後)悪夢のような民主党政権が誕生した。あの時代に戻すわけにはいかない」と発言したのだが、民主党政権の影響が濃いと思われる、世界幸福度報告書2013における日本の幸福度の2013(平成25年)年の順位は43位である。

 翻って、現・第4次安倍内閣 (改造)の今年(2019(平成31年))の「世界幸福度報告」における日本の幸福度の順位は156カ国・地域中58位で、昨年より四つ順位を落として過去最低となり、4年連続の50位台となった。

 数字は嘘を吐きません!

 やっぱり、安倍総理の「民主党政権は悪夢」は単なるプロパガンダですね!

 日本人が幸せになる為には、安倍総理の嘘まやかしのプロパガンダを直ぐに信じるのでは無く、慎重に吟味する姿勢が大切です。

投稿: 三角四角 | 2019年3月22日 (金) 23時56分

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