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共産党政権が「武力を持ってでも統一する」としている台湾の総統選選挙の激化

共産党政権が「武力を持ってでも統一する」としている台湾の総統選選挙の激化
 日本と台湾の関係に関しては、たぶん、中国共産党と台湾の関係以上に古いと思っている。実際に、中国の大陸にあった帝国(秦の始皇帝のあった秦から、西太后のいた清まで)は台湾に対して「化外の地」といっていたほど、全く興味を示していなかったし、その後の国民党政権もまた、共産党政権も基本的には台湾に貸してあまり関心を払っていなかった。
  いっぽう、日本は台湾とは当時から密接な関係を保ってきている。もちろん、古代のことであるから、それほど記録が残っているというわけではない。しかし、たとえあ日本で盆踊りといって櫓を中心にして回るようにして踊る集会、今でも梵オドルのシーズンになるといたるところで目にする光景だが、その原型なのか、あるいは日本が原型で台湾にわたったのかもしれないが、少なくとも台湾南部の「昔から伝わる踊り」というものとほとんど同じであるといえる。基本的に盆踊りや阿波踊りという、両手を上げ、足と手でリズムを取りながら前に進む踊り方もとんど同じであるといって過言ではないのである。
  島崎藤村は、愛知県にいた民俗学者柳田国男との会話の中で「名も知らぬ遠き島より流れくるヤシの実一つ」という詩を書きあげている。実際に、柳田国男は、そのような詩を書くために島崎藤村と話をしたわけではなく、当時流行していた天皇北方騎馬民族説を否定し、日本国民の天皇南方海洋民族説を上げたということになる。このように考えると、日本国民が現在の大陸や韓国の半島民族、またはモンゴル系列の騎馬民族とあまり親和性がないということ、今一つ打ち解けるというようなことがない国民性、そして、その対立軸のように、台湾の、それも「本省人」が非常に相性がよいというような感覚もうなづけるのではないか。元が同じまたはかなり近しい民族形態であれば、その内容は非常に大きな力になる。っ言葉で説明しないでもかなり脱部分をわかり合うことが可能なのであろう。ある意味で「感覚的な親和性」、まあ、女性で言えば「生理的な親和性」というものは、まさにこのようなところからくるのかもしれない。
  そのような意味において、少なくとも私は台湾に親和性があると思うし、その政治的な同行はかなり気になるところである。
台湾野党で総統選公認争いが激化
 【台北・福岡静哉】来年1月の台湾総統選に向け、野党・国民党の公認候補争いが激化している。国民党の支持率が昨秋以降、与党・民進党を上回る傾向があるうえ、再選を目指す民進党の蔡英文総統(62)は支持率が低迷しており、国民党にとって政権奪還の好機となっているためだ。7日には前立法院長(国会議長)の党重鎮、王金平氏(77)が名乗りをあげた。党内では、高い人気を誇る韓国瑜・高雄市長(61)を推す声も出始め、混戦の様相を呈している。
 民進党に近い民間団体・台湾民意基金会が2月末に発表した世論調査によると、両党の支持率は国民党36.5%、民進党31.7%。3回連続で国民党が民進党を上回った。国民党からは王氏のほか、2016年総統選で蔡氏に敗れた朱立倫・元党主席(57)が再挑戦を表明。呉敦義・党主席(71)も意欲を見せるものの支持率が低く出馬表明に踏み切れていない。
 注目を浴びているのが、昨年11月の高雄市長選でブームを起こして初当選した韓氏の動向だ。2月の総統選に関する複数の世論調査ではいずれも両党の有力政治家らを上回り、人気トップに立った。韓氏は2月27日、訪問先のシンガポールで同行記者団に対し、総統選について「いずれ皆さんに必ずお知らせする」と述べ、出馬に含みを持たせた。ただ、市長に就任して間もないため、総統選に出馬すれば有権者の反発を招く恐れもある。
 国民党は6月に党公認候補を決める方針。党が独自に実施する世論調査の比重を7割、党員投票の比重を3割として最も支持を集めた人物を公認する。今後、党内で駆け引きが激化しそうだ。
毎日新聞2019年3月7日 19時13分(最終更新 3月7日 19時13分)
https://mainichi.jp/articles/20190307/k00/00m/030/161000c
 さて、現在の台湾の関係は、かなり難しいことになっている。日本が支配権をポツダム宣言受託とともに放棄したのは、ある程度普通のことであった。そのことによって台湾の知識人や台湾人が独自の政権を作ることを模索していた矢先、国共内戦で敗北した国民党軍が流入し、そのまま台湾を占拠しているということになる。
  国民党にしてみれば、もっと端的に言えば、蒋介石という個人からすれば、日本がおふぃやるに支配したとは言えない台湾という土地で、少なくとも先日まで停滞していた日本人の気質が残っている台湾人が大lくいる中において、また、国民党政権が「化外の地」としてあまりケアしてこなかった場所において共産党のスパイが出れ位は言っているかわからない状況において、まさに、中国人も台湾人も全く信用できないところに逃亡生活を送らなければならないというような状況で会ったに違いない。その結果は「戒厳令」と「白色テロ」というような状況になったのである。ちなみに「白色テロ」というのは、日本ではあまり聞きなれない話かもしれないが、まさに政府が何の理由もなくテロリスト的に国民を虐殺する行為で、台湾の国民党政権の場合は「2・28事件」として日本では有名である。
  そのような状況を打破したのが李登輝である。李登輝氏は、このままではいけないと思ったが、国民党に抵抗する力がなかったために、逆に国民党の中でトップに立ち、自ら戒厳令を廃止し、そして台湾独立を宣言して国民党の影響を排除したのである。この流れをくむのが現在の「民進党」であり蔡英文相当の流れになる。
  さて、戦後70年以上毛bン城が継続している台湾においてm、現在このような流れで「国民党系=中国大陸帰省本能政党」と「民進党=台湾民族独立政党」があり、それ以外に「現状維持派」つまり「中途半端なまま継続」というようなところがある。国民党の中でも「国民党政権だが、大陸共産党とは連携し無い」というような人もいる。まさに、そのようなことで乱立することになる。
 その内容は上記の記事の内容ということになるのではないか。
  蔡英文相当の率いる民進党が、例えば昨年の総選挙で、6ある特別行政史のうち、今まで5つの行政市を持っていたが今回2つに減少している。立法院の議員も総じてそのような状況で蔡英文の政治が弱体化しているのである。しかし、このことが国民党の復調を示しているのではなく、急進的独立派や、独立とは関係がなく経済的な問題で支持していない人も少なくない。そのような状況から野党国民党や、それ以外の私闘から来年1月の総統選に関して候補者が乱立しているということになる。
  国民党は強いといっても、実際にはこれだけ乱立してしまえば、あまり意味がなく票が分散するし、また、これが統一しても、実は内部の考え方が全く異なるのであるから、うまくゆくはずがないのである。
  そのように考えて、蔡英文総統が、何となき僅差で勝つのではないかという希望的観測を含めた予想になっており、またそれまでに、中国共産党がどのような妨害国策を行ってくるのかが全く見えない状況にあるということになるのである。
  さて日本としては台湾が共産党の手に落ちた場合はかなり大きな影響がある。実際にへのことかそのような問題ではなく台湾からの空襲やミサイル攻撃で吸収が壊滅する可能性を持つということを意味しているし、太平洋側に様々な妨害船が出てくるということになる。それでよいのか?
  日本政府はこの台湾の総統選に関しても様々な内容を考えないといけないのではないか。

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